義母は自宅のすぐ近くにもう一軒ボロボロの家を所有している。

なんかもうほんとトタン小屋みたいなやつ。雨風なんてミリもしのげなそうな確実にやばそうな家。

あられちゃんあたりがつんつんしたら、なんのためらいもなくパタリと逝きそうな家。

 

そんなトンデモ御殿をまさかの賃貸物件にして人に貸しているのだが、借主と気が合わずなんやかんやと揉めていた。

ってことで義母が一年ほど前から不動産にお願いして、この8月中に明け渡すという約束をしているのを知っていた私。ニヤリ

 

私はフルボッコされてから必死に考えを巡らせた。

目の前の恐怖、先の見えない不安、今すぐにでもここから飛び出したい気持ちはあるのだが、なんせ石橋をたたいて渡るタイプの熟女なので、あ、美熟女なのでね、こうなったら、ああなったら、こんな場合は、そんな時は、、と予測を立てて今考えうる最善を模索しておりました。

なるべく自分の考えで、なるべく世間に迷惑をかけない方法で、、、、と必死だった。

 

 

いったん夏休みにボロボロおんぼろ御殿に避難して、様子を見る。で、どーすんの、どーすんだ?

とりあえず住む家あればなんとかなるんじゃね?

いったん家賃問題なくなるっしょ。

なんなら義母も近くに住んでるし、志村が乗り込んできたとしても義母になんとかしてもらえばいんじゃね?

え、絶なんともできなそう・・・

 

 

 

 

でも一人よりはましかな?

 

 

 

え、ましなの?

 

 

どうなの?

 

 

 

 

 

なんなら増し増しでだるいことになるんじゃねwwwwwww

 

 

 

でも義母に家貸してること黙っててもらえば志村だけ居場所知らなくて必死でみんな状況わかってるみたいな構図できていんじゃね?ついでにシゲルも助けてくれるんじゃね?どうよどうよ?いいんじゃないの?ねぇねぇねぇ!!!!!あっはっはっはっはははははははははははははははははははははははははhっはははははh(怖

などなどね、その時の私なりにあれこれ考えていた。

 

いったんシェルターに逃げるのは最後の手段として考えていました。

 

温存温存。

 

 

ってことで電話しまして、

昨日のカオスを説明しようとね、

あ、お義母さん、昨日ねっつって話始めた途端、

 

義母「あ、そうそう、あのね・・・・Meちゃん、私ね、、、」デレデレ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

義母「ついに先生からニトロ処方されたのよ~~~~~~」デレデレ

 

あー大ごと、デレデレあー病気だわー、あー心臓キテルワーデレデレ、不整脈なのよーデレデレ、あーもう大変だわー(´∀`*)ウフフデレデレ

 

嫌ねぇ困ったわぁ、デレデレ病院行かなくちゃねぇ(´∀`*)ウフフデレデレ

 

 

 

御覧の通り超絶ご機嫌。よほどうれしい模様。

 

相変わらず病気になった自慢は止まらない。

 

 

 

 

だっる。

親子そろってだっる。

キッショ

キンモ

シワッシワ

何このクソババア

どーでもいいんだけどマジで。

うっざ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて思ってるわけないじゃんあははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははっはaqwsedrfgtyhujikolp;@:

 

 

というわけで、いったん義母のニトロの下りをさーっと白目剥いて流し聞いて、1時間後やっと本題に入った。なっが。

 

 

 

 

①かくかくしかじかで家を出たい。

②家が8月に空くならすぐに住ませてほしい。

③一時的でも構わない。

 

 

 

 

 

 

なんせ、お宅の息子さんのアレなんで。

 

 

 

 

 

 

 

ついでに、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

孫たちに毎日会えるよ?

 

 

 

 

 

 

 

|д゚)チラッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

義母「まだね、今住んでる人達が何日に出てくれるのか分からないのよ。8月に出るのは確かなの。だから明日不動産に行って聞いてくるわね。そしたらMeちゃんにすぐ電話するわ~!」

 

 

 

 

となった。

 

 

 

※ちなみに、義母はシゲルのほうの孫を猫かわいがりしていて、うちの子供たちにあまり興味なかったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

 

 

 

そのあともニトロがどーの胸がどーの、なんだかんだとちょっと何言ってるかよくわからない話を流し聞きして電話を切った。

 

 

 

 

3日待ったが義母から電話がかかってくる気配はなかった。

翌日4日目、私は福祉事務所を訪れた。