今日は母方の方のおじいちゃんに会ってきた
私とおじいちゃんはまる子とともぞうのように親しかった
どんな私でも全て包んでくれた
私にしては、育ての親だ
そんなともぞうに久々にあった
病院で再開したともぞうはもはや、ともぞうのおもかげもない
言葉も話せない
痩せこけたまるで別人
いや、ともぞうと言われても実感がわかない
でも普段寝たきりのともぞうが目を開けた
私に何かを伝えたくて呼吸で合図しているが私にはもはやわからない
看護師さんも呼んでも立ち会ってくれない
なんて、もどかしいことだろう
私はなんども呼びかけた
息子もつれてきたよ
私のことわかる？
ともぞう
涙がでてきた
ともぞうもアル中、パニック、認知症だったので、私は会うのが怖かったのだ
かつてのともぞうとまる子のように居られないとわかった瞬間に私はにげてしまった
私の育ての親はもはや、ともぞうしかいない
両親はギャンブルなどにあけくれていたので、一緒に住んではいたが、育ててくれたのは
ともぞうとおばあちゃんだった
おばあちゃんは8年ほど前に突然死
私からともぞうまで去って行かれたくなかった
ともぞうもここまできたら、もう長くはない
今年はきっと2人のおじいちゃんを私は失うことだろうと思うと悲しくなった
ともぞうありがとう
私のおじいちゃんでいてくれて
私を育ててくれて
ありがとう
という言葉しかうかばない
大好きだよ
ともぞう
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