「夜会vo.18 」橋の下のアルカディア観劇♪ | 夜会から魔界ヘ

夜会から魔界ヘ

Ataru Nakamura 中村 中
落語・古典芸能
日々の戯言


18回目にして初めての夜会。












ゲストに中村 中、石田 匠を迎え、劇中歌全33曲を書き下ろし、

構成演出脚本も担当する熱の入れよう。


座席O列20番は舞台全体が見渡せる最高のど真ん中。

20,000円の価値は十分堪能できました。


橋の下に棲む橋元人見(中島みゆき)と豊洲天音(中村 中)が

展開する。

ミュージカルとも違う、コンサートとも違う、

セリフの全くといってない歌だけで表現する芝居は、

みゆきサウンドにしっかりと浸透して歌い上げるあたるちゃんに

匠さんは最高なシンガーです。



あたるちゃんは「すあま」という猫の化身で、

その演技力猫の可愛らしさと怖さを見事に演じきり、

新しい魅力を引き出しています。

男心もキュンとする女性を演じる場面もあり色気も感じられます。



石田匠さんは2010年に寺岡呼人さんのLiveで
あたるちゃんとも共演している仲。
自身も下北沢を中心にLiveを開くシンガーソングライターですが、今回は見事にみゆきサウンドとマッチして新境地が開けた感じ。



休憩を挟み2時間、長さを感じさせないほど中身の濃い運びで、

16日が千秋楽だけどもう一度見たい舞台でした。