ど~も、血液型が量産型のA.Taruです。

 

  今も血液型と性格について、いろいろと沸き立っている多くの人がいます。

 

 ちょっとした話題で盛り上がるのも悪くはないと思います。

 

 が、中には結構信じ込んでる人も見られます。

 

     

 

  実は血液型による性格の違いについては、科学的な証拠はまだ確立されていません。

 

 日本では「血液型性格分析」が非常に人気がありますが、これは日本だけの現象で、

 

 他の国ではあまり認知されていません。

 一般的に言われている血液型による性格の特徴は以下の通りです:

 

A型:真面目で融通が利かない
B型:明るい気分屋
O型:おおらかで頑固者
AB型:マイペースで合理的

  しかし、これらの特性はあくまで一般的な傾向であり、個々の人々の性格

 

 血液型だけでなく、遺伝、環境、育ち方など多くの要素によって形成されます。

 

 ちょっと、考えればわかることだと思いますが・・・。

  ただ、一部の研究では、血液型と性格の間に何らかの関連性があると主張しています。

 

 しかし、その結果は統計的に意味がある差であり、血液型と性格の関連性を明確に

 

 実証したものとは言えません。

 

 
 ちなみに、中南米ではO型の割合が非常に高く、南米ではなんと90%
 以上がO型という国が多いのです。
 
 アメリカ合衆国の先住民(インディアン)もO型が70%です。

 

 

 

 以下に、各血液型による病気のリスクについて詳しく説明します。

 

O型: O型の人は大けがをした際に血が止まりにくく、脂肪率が他の血液型よりも高いと

  いった研究結果が出ています。また、ノロウイルスやヘリコバクター・ピロリによる

  感染症への抵抗性が高いとされています。しかし、十二指腸潰瘍の原因となる

  ピロリ菌の受容体が多いため、A型の人よりも十二指腸潰瘍になる確率が高いとの

  研究結果もあります。


A型: A型の人は胃がんがO型と比べて1.2倍であったり、心筋梗塞や一部の種類のがんに

  かかりやすいという報告も存在します。


B型: B型の人は糖尿病がO型と比べて1.2倍1、そしてB型の性質を持っている病原性

  大腸菌、サルモネラ菌、肺炎の原因となる肺炎球菌には感染しやすいという

  特徴があります。


AB型: AB型の人は、4種類の血液型の中で1番免疫力が低いとされています。しかし、

  微生物(細菌など)による感染症に対抗できる抗体を作れる免疫系を持っており、

  アレルギーにもかかりにくいのが特徴です。皮膚病や関節炎、炎症などの

  自己免疫疾患にかかる確率も低いといわれています。


 また、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染率や重症化するリスクも、血液型によって

 異なるという研究結果が出ています。たとえば、O型の新型コロナウイルス感染率が他の

 血液型と比較して9~18%低かったとのことです。また、A型の人が新型コロナウイルスに

 感染した場合に、重症化するリスクが他の血液型よりも45%高いという結果も出ています。

 


   これらの情報は、血液型による病気のリスクを理解するための一助となるでしょう。 

 

  しかし、これらのリスクは個々の生活習慣や遺伝的要素、環境などによっても大きく

 

  影響を受けます。したがって、健康的な生活を送り、定期的な健康診断を受けることが

 

 重要です。