坂本龍右さんリサイタル「リュートは時空を超えて」。

オリジナルも良いし、編曲ものが特に面白い。

とても贅沢な時間だった。

アンコールは歌付きで（！）シェイクスピアの歌曲とリュート独奏曲。

坂本龍右さんのリュート，ジャズピアノの松永貴志くんと同じく，良い意味で楽器が極上のオモチャだと感じた。

終演後，CDも買ってサイン会に並んだ。

名古屋バロック音楽協会の高山での夏期セミナーの講師コンサートでは，リュートもだけどガンバがさらにすごかった。
今日買ったCDに，まだ幼い龍右さんが小さなガンバを弾いている写真が載っている。

あの高山でのコンサートは本当に貴重な時だったと思う。

聴き手が何も考えずにその世界に浸れる。

その前に，バロック・ギター練習。

今日もカンパネッラがある曲を弾きたくて，Roncalliの「D」の組曲を。

何だかよく知っている…？と思ったら，確かに本番に弾いたのだった。

その程度しか覚えていないということは，曲の理解と練習の仕方が間違っていたということだから，雪辱したい。

リコーダー練習。

F. Rognoniのディミニューションの昨日のページの復習だけど，やはりまだわからない。

《笛の楽園》は流れの悪いところだけ取り出してゆっくり。

動いていない指を意識して動かす練習。

テオルボ練習。

次の日曜に合わせる予定の17世紀イタリア2曲と，昨日のデュオの17世紀イタリア1曲。

昨日の合わせでちょっとシンプルにした方が良さそうと思ったので，次の日曜の分もそのように。

別の合わせの打ち合わせも進んでいて，今週実際に現場で合う予定。

〜〜〜〜　お知らせ　〜〜〜〜

第14回　音楽文化論特別講義2018

ファン・エイク《笛の楽園》

全143曲演奏の試み (2)

〜17世紀の盲目のリコーダー吹きがオランダの教会の中庭で奏でた変奏の数々〜

日時　2018年7月8日(日)　15時開演

　　（開場14時30分。終演予定17時）

会場　京都産業大学神山ホール大ホール

　　　〒603-8555 京都市北区上賀茂本山

　　　アクセス　https://www.kyoto-su.ac.jp/access.html

入場料無料

曲目（予定）

J.ファン・エイク (1590頃-1657)

《笛の楽園　第1巻》(1649 2nd ver) より　

〈オナンまたはタンネケン〉〈空威張り〉〈英国の夜鳴き鴬〉〈フランスのバレ〉〈ファンタジアとエコー〉〈我が恋人シレ〉〈詩篇68（神よ。立ち上がってください）〉他

G.B.リッチョ　カンツォン

G.フレスコバルディ　カンツォン

出演　

竹内茂夫

（エイク・リコーダー。文化学部教授）

三島　郁

（鍵盤通奏低音。音楽学。友情出演）

主催　竹内茂夫（音楽文化論および「笛ゼミ」他担当）

後援・協力　京都産業大学文化学部

問合先　竹内茂夫 atake（あっと）cc.kyoto-su.ac.jp