昨日の通奏低音の講座で出てきたCacciniのAl fonte al prato，先生は
「簡単な曲だから」
とおっしゃっていて，
「歌と平行にならないようにだけ気を付けて」
「ヘミオラに気を付けて」

「全部に和音を付けないで，4とかここぞというところに付けて」

あたりを言われていた。

けど，自分で練習してみると

・ベースラインをきちんと弾いて主張すること

・どういう和音をどの弦を使って付けるか

ということが課題だけど，それとともに

・（初心者なので）ベースラインの動きと，和音が移り変わる時にどうしたら弦の移動がバタバタせずに済むのか

ということが大きな問題。

慣れたギターのように，指のこれだけの動きでこの弦ということがまだまだつかめていないから，しばらくは目で見て確認することも必要だけど，通奏低音の時には案外見ている余裕がないからどうしたものか。

慣れるしかないんだろうけど。

あとはHWV365，その前にサラバンド，クラント2つも。

キタローネの調律も問題で，撥弦楽器でのミーントーンはバロックの時代でもあり得ないだろうからそれが要求される時以外にはしないけど，1/6もフレッティングが微妙に難しくて，もっと平均律に近く（調によっては若干低くしたりした方が良い弦もあるんだろうけど)，つまりよく売っているクリップチューナーで合わせた方がキレイに響く。

リコーダーは，いつもの3曲。

特にFontanaは昨日の講座の指摘を踏まえて，音の方向性を付ける練習。

久しぶりのCarulli，Telemannのデュオは一部リコーダーの予定で，ヴォイス・フルートを出すのがちょっと面倒で久しぶりのバロック・タイプ415アルトで。

トラヴェルソもちょっと久しぶりに。

それにしても，Facebookでもやりとりしたけど，EMCの皆さんってそれぞれ色々されている。
EMCに行くまでは私も相当色々楽器やりますねと言われてたけど，そういう人ばかりで驚いた。

「簡単な」曲の通奏低音は簡単ではない