今年記念年のMonteverdiの《聖母マリアの晩課》通称「ヴェスプロ」を,2年前に引き続いて今年11/25に再演予定@神戸聖愛教会。

コソ練とは言えない大人数。
今回初めての方も多くて,その方たちのための準備のはずだったけど,一度歌った人たちにとってもYさんのアドバイスで色々思い出す時でもあった。

それにしてもほぼ全パートいたのでは。
8声のNisi Dominusで足らなかったくらいか。
Laudate pueriもか。

でもあまり気にならなかったのは,指導してくださったYさんが歌ってくださったからか。
さすがに知り尽くしているという感じで,色々と本当に勉強になる。

今日は前半,Nisi Dominusまで。
前回第1部だったLauda Ierusalemまで行くかと思ったけど,4時間設定していた練習で3時間は歌っていたから,早めに切り上げてくださった。

今日の《ヴェスプロ》コソ練でのキタローネでの通奏低音,最初こそちゃんと弾かなくちゃ!と緊張してかえってうまく弾けなかったけど,歌を聴いてて途中からどんどん楽しくなってきて響きを楽しめるようになってきた。
でも自分で弾けてない部分や和音やフレーズもよくわかったので,色々修正しよう。

自分で弾いてて何だけど,初期バロックには撥弦楽器がある方がいいなぁ,というか撥音楽器前提の通奏低音か。

さて、キタローネはまたほぼ平均律に戻さないと。
その前に、今回のミーントーンの最終的なセッティングを一応撮っておこう。

それにしても和音として使うesだけは何とか確保しないと。
調によっては和音としてdisもesも必要だし。

やはりこの楽器は珍しいらしく、結構質問やら見学やら撮影やら。