今日は久しぶりにコルネットも練習できた。
ただ,ちょっと間が空いてしまったので音はイマイチ。
アンブシュアを保つのをすぐ忘れてしまう。
アンブシュアが保てないと,口の中や息の強さとかだけで何とかしようとするから結局良い音が出ない。
ハタと気付いてアンブシュアをきっちりするだけで,息を無理矢理入れたりしなくても音は出る。


その後トラヴェルソを吹くのが常だけど,コルネットの後だとやっぱりトラヴェルソのアンブシュアは難しいのかも。
トラヴェルソはなかなか前進しない感じ。
2オクターヴ目の高い方が相変わらず課題。
でも指だけはそこそこ回るというジレンマ。


それからリコーダーへ。
442アルトの慣らしでヴィヴァルディ,それから415アルトでディヴィジョンなど色々。
ガナッシ466ではディミニューション。曲になるとやはり良い!1回目はまるでわからなかった曲がすごく面白い。
それからエイク466でファン・エイクとまたもや19世紀。
19世紀の音楽って結局今に続いている感じなので,感覚的にはとてもつかみやすいかも。
それにしてもエイク466がすごく良い感じで鳴るようになって,とても気持ちが良い!


さて,本題のリコーダーのくわえ方。

先日アンリュウで山岡先生に選定をお願いして3本吹き比べをしていただいた時に,口元をかなりじっくり見ていたら,指がとても速いフレーズを吹いていても口元は全く動くことなく安定しているのになるほど!と思った。
コンサートでも口元に注意していると本当に安定していて,運指も安定するだけじゃなくて息の通り道も常に一定なんだと思った。

それで,リコーダーのくわえ方はプロの方でも色々あるようで,あるデュエットを見てもある方はとても浅く,ある方は割と深めにくわえられる。
私もある時期浅くくわえた方が素早いタンギングができるのかも思ったことがあってやってみたけど,私の場合は楽器が安定しないことがわかったのと,あるレッスンで「息が漏れている」と言われたのでやめた(そのレッスンではくわえ方は教えてくれなかったけど 苦笑)。

くわえ方も本村さんのブログに書いてあるが,深めにくわえて息が両側の端から漏れないようにして,上下の奥歯で舌根をできるだけ固定して舌先だけが動いて素早いタンギングができるようにした方が結局は良い。

ということで今日は改めて基本に立ち返ってそのくわえ方で練習。
そうすると管のブレも少なくなるので運指も安定する。
その構えを常にしっかりしておくことが必要だと感じる。

ただルネサンス・タイプはくちばしが浅いけど,口の中は同じ。


ということで,リコーダーもアンブシュアが実は大事だということを本当に思う。