生きるという事に、
意味は、無い。
唯、生きているという事実が、有る。
期待するから、失望する。
誰を愛しても報われず、
誰からも愛されず、
生きる価値など、無いのだろうか?
上原美優さんが、他界された。自殺だった。愛し方が、分らなくなったと。
深い孤独と、闇に魅せられての死だった。上原さんが抱え込んでいた、孤独や闇は誰も分らない。だから、上原さんの人生を、とやかく言う資格は、誰にも無い。
岡田有希子。彼女もまた、自ら死を選んだ。何が、彼女を死に追い込んだのか、色々な事を実しやか語られている。どうでも、良い事だ。彼女は死んだのだ。まだ18歳だった。
人は何故、自ら死んでしまうのだろうか?何れ誰もが、死ぬというのに?
逆に問えば、何故僕は、生きているのだろうか?誰からも愛されず、愛しても報われた事など、無いのに。生きる糧すら危ういのに、ダラダラと毎日を過ごし、無駄に歳を重ねているのに何故、僕は生きているのだろうか?
これから先、生きていても待っているのは、老いと孤独な死。生きている価値が、有るのだろうか?選れぶと、選ればざると、老いを待たずに死んで行った多くの人達。彼ら彼女達は死に、何故何も持たず誰からも愛されず何の価値も無い僕が、生きているのか?
正直に言えば、僕は死ぬのが怖い。まだ、死にたくない。報われなくても、恋をしたい。人に愛されなくても、価値が無くても、この世に生を受けた以上は、生きる権利があるはずだ。愛する権利が、あるはずだ。
もしかしたら、明日死ぬかもしれない。全てに、絶望して死を選ぶかもしれない。それでも、まだ生きていたい。