公開中の映画、「天国はまだ遠く」を見てきました*
人生に疲れて死に場所を探し、民宿たむらを訪れた千鶴
結局千鶴は自殺に失敗し、過去を背負って人一倍「生」に向き合っている
たむらの主人である青年田村と、奇妙な田舎体験生活を送ることになり...
わたしの母親の実家もあんな感じの田舎にあるので、
田舎で大切なことに気付かされ、
シンプルな気持ちになる気持ちはよくわかります
千鶴が最後にどのような決断を下すのか、
個人的にとても楽しみにしていました
そして加藤ローサちゃんにチュートリアル徳井さんに
藤沢恵麻ちゃんという、美しすぎるキャスト
ローサちゃんは本当にかわいくて、
最初のOLさんファッションだけでなく田舎スタイルな
カジュアルな格好もとても似合っててかわいかった
※注意※
ここから先はネタバレを含むので読みたい方のみ反転してください
個人的にはラストが少し消化不良気味でした
仕事も辞めて、恋人とも別れて、失うものは何もないはずの千鶴が
何を思って、やりたい仕事もない、会いたい人もいないところに
それでも帰らないといけないと思ったのかがよく分からなかった
田舎で癒されて、たまには逃げ出してもいいんだと知って
再び生きていくパワーをもらったということなら
あんなに未練を残した感じじゃなくてもっと前向きに終わってほしかった
わたしだったら例え「帰れ」と言われてもたむらに残ったな(笑)
でもあの橋の上のシーンはとても素敵でした
一見重い題材ですが、ユーモアもあって重すぎず、
癒される美しい映画でした*


