昨日は私は、「お葬式」に出かけた。

本当の「お葬式」ではなく、いわゆる「オタク」用語の「お葬式」だ。昨日はマルエツでのOMCカードの5%優待の最終日だった。

9月にマルエツカードが出来てからの変化はあっという間だった。12月にカード会員が10万人突破したことがアナウンスされると年明けには2月末での優待終了がアナウンスされた。このタイミングは恐らくはマルエツ側でOMCカードの使用人員をPOSを駆使して凡そ10万人と弾いたためこれなら切り替えても業績に影響を及ぼさないと判断したためだろうと思われる。歴史あるOMCカードとの優待を切るのはOMCカードホルダーの顧客離れを起こしかねない。そのため細心の注意を払った結果だろう。よく計算されている。

 

そんな中、このOMCカードのマルエツ優待終了はイオングループの戦略にも大きな影響を与えたようだ。

それはWAON POINTカードの「現金ポイントカード化」だ。実はWAON POINTカードはイオンカード以外のクレジットカードでもお客様感謝デーの対象となったり、ポイントがついたりと一瞬首をかしげたくなるような大判振る舞いだった。だが、WAON POINTカードはダイエーの「ハートポイント」終了の受け皿になっていたり、ダイエーでOMCカード優待が一旦なくなった後に、WAON POINTカードとOMCカードの組み合わせで実態としてOMCカードの5%優待が復活したときのツールになっていた。問題はここだった。

私が普段行く範囲のイオン店舗では、5%優待はカードを通すが画面で「改めて確認」を行っている。これは恐らくはイオンのシステムではイオンカードだけは見分けがついてもそれ以外のカードは優待対象かどうかの見分けがつかないからではないかと感じている。というのは2018年2月末まで約1年半続いたOMCカードとイオンカードの双方がお客様感謝デーの対象だったときは、レジの画面にわざわざ青色の外枠付けて「優待対象カード注意!」と係員に注意喚起していた。対してマルエツのレジは通すだけで優待対象を判別できていた。というのもセディナがOMCのシステムを使用し発行していたクレカ(表面の「OM」の刻印あり)では優待対象からきちんと外していた・・・。また最近ではマルエツカードとOMCカードが両立していてもレジでは通すだけだった。

 

今はダイエーでもWAON POINTカードとOMCカードの組み合わせの5%オフは継続しているため、もしかするとOMCカードを5%オフ対象として開放すると他のカードにも開放せざるを得なかったのではないかと感じている。つまりダイエーも共通化していると思われるイオンのPOSシステムの制約があったと思われる。ところがマルエツでOMCカードを排除できたので、もうダイエーでも遠慮はいらない。つまりイオンカードのみを優待対象にできるので、WAON POINTカードの特典を縮小でき、本来の現金ポイントカードにできたのではないかと感じているのだ。

つまりイオンカードの利益の極大化がマルエツでのOMCカード排除と、WAON POINTかーどの現金ポイントカード化で完成したのではないかと感じた。そのため、マルエツでの動きが一気呵成ではなかったのではないだろうか。

改めてイオンの帝国化が浮き彫りとなった・・・。なんだか少し怖いが、株主としては理解できなくはないものの、古くからのOMCカードホルダーとしては残念だった。

 

さて、カードも少し増えたので整理しようと思っているが、残すか残すまいか最後まで悩んでいるのがある航空系の「ダイナースカード」だ。

約3万円の年会費がネックで、真っ先に整理対象となるはずだがなかなか踏み切れないでズルズルと持っている。

ダイナースカードには威力を思い知ったのはナイアガラのアメリカ、カナダの国境だった。実はアメリカ側にわたる橋を途中まで行き戻ってきたのだが一度「出国」扱いになるためパスポートの提示が必要だったのだが「持っていなかった」。

早朝だったし、係員も見ていたので注意を受けただけで怪しまれることはなかったが「入国審査」のために名前の分かるクレジットカードなどの提示を代わりに求められたので、たまたま持っていたダイナースカードを出したのだが、係員の顔色が明らかに変わり、スペルだけを確認すると「OK」と言ってくれた。どうやら信用ある人間と思われたのか分からないが、なんだか水戸黄門のご印籠のような出来事だった。

アメリカ、カナダでは人気がないとされるダイナースカードだが、ステイタスだけは健在のようだった。だがそんな出来事もあって、中々整理できないカードの一つだ。そもそもこのダイナースカードにまつわる思い出は、だいぶ前に参加したその航空会社の株主総会だった。

明らかに「物言う株主」の私は会社の味方をするつもりはなかったが、結果として私の発言は「会社の味方」になってしまった。発言は会社の増配方針への反対だった。要はその頃からトラブルが目立ち始めたため、安全対策にもっと金をつぎ込むように要求したのだ。その際には飛行機と乗客は一蓮托生というのを、異例の「空飛ぶ棺桶」という物騒な言葉を使ってまで安全対策、整備器材の充実を求めて経営陣に食い下がった。そのため私の後の2~3人の株主から私の発言は袋叩きだった。しかしわずか増配したところで、それで悠々自適な生活を送れる人が何人いるのか考えると数円の増配より、今後の発展のために会社の安全を買ってほしかった。ただし増配はうれしいには違いないですが・・・。

その後、その会社からのご紹介ということで年収とかが基準には足りなかったが、エサもあって取得できたカードがこのダイナースクラブカードだ。こうした腐れ縁に近いがいろいろな思い出もあるため、今回も整理できなくて終わりそうな予感がする。