「結局、こうなっちゃうんだな」
と、分かり切っていた結果。
このブログの主は今日から一か月間、療養で休職することになってしまった。
まぁ、、当然の結果だ。
何せ私は、うつ病やADHD持ちという事実を隠して入社し、健常者と同じような研修を行って、うつを再発させた。
つまり…
入社してすぐに正常な勤務ができなくなるという、迷惑を掛けているだけでは済まされないようなクズ行為を犯してしまったのだ。
前提として、何故隠して入社したのか…
そして、どうしてうつを再発させたのか振り返りながら項目ごとに書いて行こう。
きっと皆さんにも当て嵌る事や、これからの就活生にとって損にはならないような話があると思うので、最後までお付き合い頂けると幸いだ。
①就職に焦っていた。
これはきっと、誰しも遭遇する事案なのだろう。
現にその焦りから適当に選択し、安易に入社してしまったのだから。
当時(専門学生時代)の私は、1年生の頃はなるべく毎日学校へ行っていた。
しかし、ある事件を皮切りに不登校を繰り返すようになっていった…。
それから2年生になってからは、ベッドから起き上がる事も困難になる程のうつ病を発症して…学校に行くなんて選択は取れずに、自宅に引き籠ったり、近所のゲームセンターに足を運んでうつを有耶無耶にする生活を続けていた。
精神科からも休学を勧められていたが、、現実を受け止めたくなくて無視していた。
処方された薬も飲まず、治そうとはしなかった。
逆に
これが治ってしまったら、私はまた健常者と同じように扱われるんだと恐怖さえ抱いてしまい拒んでしまった。
3年生になってからは完璧に学校に行ってなかった。
出席回数一桁台とか…?
とにかくバイトをしながら遊び惚けていた。
私的に現状一番思い出が多い一年になって、とにかく楽しかった。
ゲームにも熱中して、友人が多くできた。
それまでは良かったんだ。
それまでは。
そう、秋頃になると焦りが見えて来た。
学生だった為に家賃や生活費は親持ちだったが、社会人になったら全ての費用を自分で払うと言う約束を取り付けられている為、、就職しなければ安定して生活できないという焦り。
そして、それに合わせて自分で家賃が払えるくらいの家を見つけて引っ越ししなければならないから、物件を探さなければならないという焦り。
大きく二つの焦りの要因が、後回しにしていた私へ同時に降りかかった。
ハッキリ言えば自業自得の惨状だった。
引っ越しの件については一旦置いておこう。
こっちはとある協力者によって無事解決した事案なのでまた機会がある時に。
さて、就職に焦っている主。
学校には頼れないし、頼ったところで専門性の高い職な為…自分が持ってる知識で雇ってくれる場所は少ないだろう…。
思った主はベッドの上で、スマホの画面を見ていたんだ。
そう、転職系アプリを複数入れて漁りまくった。
自分に合った就職先なんて知らないし…
その当時、ゲームセンターでアルバイトしてたので接客業で良さそうな場所をとにかくピックアップして探しまくった。
とにかく必死に。
何も、考えず・・・・・
私が現在就職している某お菓子メーカーはその焦りから適当に選び、多少の健常者アピールをして嘘で誤魔化して入社してしまった場所だった。
少し建前が長くなってしまったが、これが私の就活の一連の流れだ。
酷い有様だ…。
さて、これを踏まえた上で次の項目。
②面接の際に嘘を吐いた。
此処まで読んで下さった方々なら、私が嘘を吐いた理由もきっと分かる筈です。
さて、考えてみましょう
何故、私は嘘を吐いたか。
そう、就職に焦っていたからだね。
少しでも良い自分に見せようと、うつ病とADHDを隠して、偽りで健常者という土台に上がってから真実のアピールポイントを語った。
嘘を吐くのは簡単だ。
そして人をその場凌ぎで欺くのは更に簡単だ。
何も考えず、笑みで乗り切れば第一印象は必ず良く映るように作れてしまう。
だがしかし
その嘘を、突き通す生活が始まるのは必然だ。
何日、何か月、何年、綻びがあれば疑われる…
そんな嘘をずっと吐き続けなければならない。
とある就職エージェントの人と話す機会があり、話していたのだが…
「就職時不利になるので、精神疾患がある事は言わないでください」と言われた。
確かに、企業側も健常者を求めるのは当たり前なのかもしれない‥‥
「出勤が不定期だと仕事を任せるのもちょっと」…とか
「扱いづらいからちょっと」…とか
そういう不透明さがある精神疾患の人を採用するのは企業側にもリスクがあり、それを回避するのは必然だ、、、。
しかし、そのせいで嘘を吐いてまで入って縋る人が出てくるのも事実だ。
私が入社している場所でも社長面談の際に
「貴方は元気ですか?病気などは持ってませんか?」
という事を聞かれた。
その時私は
「はい、特に病院に通ってるなどはありません」と答えた。
その時の内心では
(ここで元気と言わなければ落とされる…)
(嘘を吐かないと…)
という疑念が生じてしまっていた。
ここで本当の事を言っていたら、私は入社できたのだろうか?
ここで嘘を吐いていなければ、もっと働きやすかったのだろうか?
多くの疑問はあるが、、一つだけ答えはある。
嘘を吐いたら、吐いた分だけ自分に負荷が掛かる。
そして、その負荷が真実を言うまで圧し掛かる。
という事だ。
現に休職まで追い込まれたしな!ガハハ!
これは余談なのだが…
少しずつ精神疾患への理解が高まってはきてるが、理解だけが先行していてその病気にかかるとどういった症状が起きるのか…という知識自体はまだまだ浅いままなんだろうなと思う部分がある。
実際、入社してる会社の人事担当の方2人と話したが…一方は自分もうつ病に掛かり、知識として持ってると言う方と、理解はあるが…どういう症状になるの?と教えて欲しいといった声を持つ方も居た。
この日本も、知識として精神疾患がどういうものなのかを理解し合える場所になると良いなぁ…と思います。
講習会とか、マナー講習とかよりもよっぽど有意義な時間になると思いますよ。
私的な考えですが。
もう一つ
これも私的な訴えですが…
今後の社会は、健常者と精神疾患を抱えた人とで線引きをして選り好みしてたらますます悪化を辿る社会になると考えています。
まず、選り好みをしてる会社から潰れます。
単なる予測にしか過ぎませんが、現状で人手不足と深刻な問題になっていたり…退職代行の普及によって、どこの企業でどれだけ人員が減り、どれほどの損失を被っているのかがデータとして見える化されるような時代になってます。
それこそSNS社会にもなり、どこにでも監視カメラがあるような社会にもなっているので、ますます【企業の選別】が始まっていくのだろうと思われます。
そのSNSにも嘘と真実は入り乱れていて≪企業の暴露!≫として人を釣って煽り、内部から企業を潰そうとする輩も出てくる事案は更に拡大すると思いますし…
例の回転寿司チェーンであった醤油ぺろぺろ事件に至っては外部からの、予測しずらい場所から石を投げられ損失を受けるケースだってあり得ます
そんな混沌とした【新時代】を受け入れ、今までのようにはいかないという事実を認識して知識を深めていった企業から、この先生き残っていくのかもしれないな。
という、そんな独り言でこざいました。
さて、、何の話だっけ?
まぁ…嘘は吐くもんじゃないって事だな。
あとは企業側も対策として
「貴方は元気ですか?特にこの内容によって、面接の合否が決まる訳では無いので正直にお話ください」
という一文だったら、きっと素直に話してくれる人もいると思う。
私が面接官ならそうする。
それだけ。
さて最後の項目!
③精神疾患になったら、まず休め!
もうこれに尽きる…。
私は、ずっと無理をして生きて来た。
だから「無理しないで」って言葉を多くの人から貰ってきたのに…その意味を分かっていなかった。
更に私は無理をしないように生きる事がよくわからない。
なんなら今もわかっていない。
それでもこれだけは分かる。
無理して生きた先で手に入ったのは≪病気≫だった。
成功者はひたむきな努力をして何かを成しているが…
無理はしてないんだ。
好きだから、努力できた。
この目標の為に、無我夢中になれた。
どれも美談だが、その人たちは器用に休みながらやっている。
きっと君も焦る瞬間はある。
絶対に。
それは仕方ないんだ。防ぎようが無い。
でも人生は続いていく。
焦った後が重要なのを覚えておいて欲しい。
もし休職中にまた書きたい事あれば、書いていくよ。