12/10(土)、先週、西伊豆の黒崎で釣座が確保できず隣でイシダイを釣られたのが悔しくて、今回も黒崎へ遠征して底物を狙うことに。先週、隣の人が50個のガンガゼを投入していた地点を狙えば魚が寄っていてイシダイが釣れるかもとワクワクします。風予報では朝まで西風が強いが、丁度夜明け頃に風が止む予報。事前に十分量のザリガニを採取、行きがけに、あおき釣具店でガンガゼ10個購入。

先週、5:00に到着して釣座を確保できなかったので、今回は0:00に到着。夜釣りつつ仮眠し朝を待つことに。現地は予報通り風が強い。波もワシャワシャとして荒れ気味ですがウネリはなさそうなので大丈夫でしょう。とりあえず寒さに耐えながらサバ短で夜釣りを開始します。

1:00頃、遠くの道の駐車スペース付近にライトが見えます。釣り人以外考えられません。数百メートルの遠距離にも関わらずこちらをライトで照らして来て眩しい。人の存在か海の状況を確認しているのでしょうか。自分が入っているからなのか、その後、磯へ下りて来る人はいませんでした。0:00到着はさすがに早すぎたと思ったのですが、もう少し遅かったら場所を確保できなかったかもとほっとします。もしかすると先週会った方かもしれません。。。

小さなウツボを1匹釣った頃から風がどんどん強くなってきて、風表では体温が奪われて耐えられなくなってきたので、風裏へ移動することに。移動中も風にあおられてバランスを崩しそうで怖いです。何とか風裏に避難しますが、だんだん海も荒れて来たのか波しぶきが霧状になって飛んでくるようになり、とても釣りどころではなくなります。釣りを止めて、しぶきがかかからない岩陰に丸まって寒さに耐えながら少しウトウトしつつ朝を待ちます。ううっ、辛い。。。

苦行の後にやっと周りが明るくなってきて予報通り風も止み、穏やかな海で7:00頃に釣り開始。

空は快晴で富士山もきれいに見えます。
ガンガゼを投入すると、まもなく本命の当たりが出だして予想に反して高活性。先週餌が撒かれたからか、あるいは海が荒れた後だからか、あるいは、たまたま潮回りの関係で活性の高い日だったのか、良く分かりませんがこれは期待大。


ガンガゼを投入するとガンガン当たりがありますが針掛りしないので、ガンガゼで寄せてザリガニで釣る戦法にすると、今回はこの方法が当たります。去年まで良くやっていた戦法でしたが、最近はガンガゼ代をケチって、失念していました。

7:44、30cmのイシガキダイ。この時期としては上出来なサイズなのでキープ。


8:19、32cmのイシガキダイ。嬉しいー。


8:23、またイシガキダイかと思ったらイシダイ32cm。小さいですが久々の石鯛で来た甲斐がありました。


その後は針掛かりしないまま餌を消化していき、11:00頃には釣り終了。当たりは継続していたの餌をもっともって来ていればもっと釣れたと思いますが、食べるのに丁度良い数が釣れたので十分に満足です。スキューバダイビングの船もやって来たので丁度良いタイミングでした。心軽やかに崖を登って帰路に着きます。

ありがとう黒崎。
結局、今日は他の釣り人は一人もやってきませんでした。明け方まで荒れていたのと、寒さが増したからかな?


早く上がれたので帰りに韮山駅付近にある去年見つけたザリガニ大漁ポイントへ行って見ることに。しかし、用水路の水位が低くなって全くザリガニの気配はありませんでした。米を収穫する前に田圃の水を落とすタイミングでのみ大漁が期待できる場所だったようです。残念。

本日の釣果はイシガキダイ2(32,31cm)、イシダイ1(32cm)。

久々に良い釣行でした。