6/11(土)、前回まで入磯時刻が遅すぎて短時間しか夜釣りができず釣果が今一つだったので、今回、十分な夜釣りの時間を確保すればイサキ大漁も可能なのではと、前日の22:00から釣り始めることに。餌はオキアミ3kg分のコマセを用意し朝4:00まで頑張る予定。
22:00に予定通り釣り始めるとすぐにハタンポが釣れ魚の活性の高さがうかがえます。風は無く、べた凪の月夜で絶好の夜釣り日和。ただ、無風のためか手にイソヌカカがまとわりついて刺してくるので痒い。この磯はイソヌカカがいないイメージがあったのですが、これからは手の甲を刺されないようにグローブをはめた方が良さそうです。
22:07、33cmのメジナ。
しかし、これ以降、エサ取りに悩まされ、反応が無いまま餌がすぐに取られる状況が続きます。コマセを撒くと水面にハタンポと思われる小魚が泳ぎまわり、その振動で夜光虫が光り、魚の軌跡が見えて幻想的。磯際は波が当たる度に夜光虫が発光してくっきりと陸と海の境が分かります。
23:52、水面下に今までより少し大き目な魚が泳いでいるような夜光虫による軌跡が見えたかと思うと、ウキが沈み、やっと32cmのイサキが釣れました。
0:50頃、少し状況を変えようとコマセをガンガン撒き始めると、コマセの周りの夜光虫が小魚が散ったように光ったかと思った瞬間、ウキがズボッと勢い良く沈みます。何か大きな魚が突っ込んで驚いたベイトが飛散した途端に餌に食いついた感じ。リールを巻くと非常に強い反応。これは大物だ!下手をすると道糸を切られそうなので、うまく力を逃がしながらゆっくりと寄せて来ることに。
魚は強い力でいろんな方向へ泳ぎ回ります。なんだろう、強い引きからクエを期待してしまうが、これだけ泳ぎまわるのは青物だろうか、大きなブリか何かだろうか、サメにしては動きが機敏だし。しばらくして浮かすと、暗闇の中に浮かび上がったシルエットは平たい魚。ハマフエフキかフエダイかもと思ったけれど、もしかするとマダイ?。月明りがあるのでライトをつけずにタモを出し無事にゲット。重い。
ドキドキしながらライトで魚を確認すると、あ~っ、残念!。一番可能性が高いこいつの存在を忘れていました。正体は巨大イスズミ。
1:29、磯際を攻めていると、久々にウキが沈み釣れたのは27cmのカサゴ。良型でうれしい。
ふと見ると、ヘッドライトを付けた2人組のルアーマンが磯へやってきました。どうやら先々週に、磯で寝ていた2人組と思われます。強烈なライトでこちらの方を照らし、水面も照らしています。う~、こっちはなるべく光をつけないように気を付けて釣っているのに止めて欲しい、でも、悪気は無いのでしょうね。ルアーマンなので、夜釣りのフカセでは光を嫌うことを知らないのかもしれません。仕方ない。。。今日も明け方まで寝るのか、やがて光が消えたのが幸い。
そのあと、光でもう魚はいなくなったかと思い、コマセをやや投げやりに巻いていると、意外と魚の活性があり、イサキのような反応が2回ありましたが、すっぽ抜けでバラシ。また、1度、少し強い引きの魚がかかりメジナっぽいシルエットの魚をぶり上げますが、針がはずれて足元に落ち、2~3度、岩場をピチピチと跳ね回って海へポチャリ。きっとイスズミだったのだと思って諦めます。。。
4:00頃には空が明るくなって来たので片付けて撤収。
早い時間に上がったので、帰りの道はすいていて快適でした。今後、こういうスケジュール感の釣行も良いかも。
本日の釣果は、イサキ2(32cm×2)、メジナ1(33cm)、カサゴ1(27cm)の3目4匹。
長時間夜釣りしたにもかかわらず釣果は1~2時間勝負した時と変わり映えしないというのが何とも。。。もう少し海がバシャバシャした状況じゃないとエサ取りで厳しいかもしれません。ただ、大物がかかったところは長時間勝負したことによる成果かもしれないし、後半にばらした魚が確保できれいてば、満足できていたかもしれません。次回に期待です。