4/18(日)、今週末の天気は悪く土曜は雨、日曜は晴れだが強い西風が吹き相模湾には南からウネリが入る予報。当初、土曜は昼まで曇り予報たった為、土曜未明から夜釣りし夜明けから昼まで先週余ったサザエでイシダイを狙う予定だったが、前日夕方には全日雨の予報に変化。日曜に釣行することに。丁度、行こうと思っていた川奈の地磯は西風と南からのウネリを避けられる場所。
伊東市の天気予報は西風10m、波4m後3m。普通なら磯釣りへは行ってはいけない気がする。真鶴なら問題無いが今回行く場所はどうだろうか。風裏、波裏になるはずだから大丈夫だと思うが、入って無理そうなら真鶴に変更しよう。
先週余ったサザエはエアレーションしながら生かしていたが、だんだんと粘液で泡立ち出し、土曜日にやや元気が無くなったので、水を替えてやると元気に復活。
今回、エサはそのサザエと前回使用しなかったコマセを持って行くため購入はなし。
磯に到着すると、思った通り風と波の影響は無し。6時過ぎに竿2本出しで釣り開始。まだ反応は無い。
暇なので、ダイソーで見つけたバイブレーションを投げてみる。反応なし。10回ほど投げて飽きたので終了。
7:00頃、自作の4号ハリスの胴付き仕掛けに小さな巻貝の身を付けて垂らして見る。すると良い引きの魚がかかり上げてみると27cmのイシガキダイ。
坊主回避のため潮だまりに生かしておく。餌をオキアミに変えると、ベラやスズメダイが釣れて来る。
10:00頃、やっと石鯛竿に反応があり小型のウツボかと思ったが22cmのカサゴが釣れる。
その後、サザエのワタ部分はつつかれるが、釣れないまったりとした時間が続き順調にサザエが消費されていく。まあ、これが普通だよなあ。先週、1投目で釣れたのは、やっぱり出来すぎだよなあ。。。
11:00頃、竿先に当たりが出だす。石物の当たりのようではあるが、イシガキダイかもしれない。そのうち、竿が突っ込んだ。これは来た!と思って竿を持ち上げるもスポッと手応えが無くなる。ウツボに引っ張られていたが咥えていた餌を離したのだろうか?、当たりは本命っぽかったのだが。。。
当たりのあったポイントに投げ続けると、当たりは続くがなかなか掛からない。やがて、11:25頃、竿先が突っ込んだ。竿を手に取ると今度はしっかり重い。手応えはウツボで無さそう。イシガキダイか、イシダイか、カンダイか、イラか。上がって来たのは本命のイシダイ。
見事な銀ワサ。48cm、オス、1.8kg。やったー!今日も釣れた。2週連続は結構良い確率なのでは。
オスが釣れたのだから、もしかするとメスも釣れるかもと期待しますが、その後は本命らしき当たりは遠のきます。暇なので胴付きじかけで遊んでいると、12:40、良型のメスのブダイ35cmがかかりました。
今日の食料調達はもう十分ですが、まだ時間が早いので15:00位まで遊んでから帰ることに。
13:10頃、オキアミを竿下に撒くと、オスのブダイが現れ、ついばみ始めました。これはサイトフィッシングだ!と胴付き仕掛けを目の前に落とすと、すぐに食ってきました。39cm。
その後、ウツボの活性が何故か高まり、イシダイ仕掛けにウツボが頻繁にかかり始めます。
16:00には餌のサザエが尽きて終了。磯を後にします。片付けていると、あれっ、脱いだ上着が無い。磯中探しましたがありません。そういえば、釣ったイシダイの血抜きのために1度だけ釣座を離れたタイミングがありました。あの時、カラスにでも持っていかれたのでしょうか。不思議です。お気に入りだったのですが大分痛んでいたし新しいのを買うタイミングだったのだと前向きに考えることに。
夜釣りのために持って来ていた先週余ったコマセは今日も持ち帰り冷凍して次回に使うことに。獲物は十分であるため、最初に釣った27cmのイシガキダイはリリース。帰路につきます。また来るときのために、今回もまた、伸びて来た草木を剪定しながら戻ります。
まだ体力が残っていたので、一度行ってみたいと思っていた「ゲタ根(ゴロダイ)」という釣り場を偵察することに。運動不足なので重い荷物を持ったままトライします。ロープが張られてきちんと整備されたルートを見つけますが、最近はあまり人が入っていない様子。植生が伸びてきているので、剪定しながら進みます。ロープの強度はまだ大丈夫そうですが、部分的に、それなりに痛んできている様子なので、なるべく体重をかけないようにすすみます。しかし、斜面が急で足場も土が堆積して崩れやすくなっているので、そうもいっていられない。
斜面が急になるにつれ、さすがに竿ケースを持ったままだと厳しくなってきたので、途中で竿ケースは放置。やがて釣座の上に出ます。ほぼ垂直な3mほどの崖にロープと梯子がかけてありますが、ロープは結び目が無いので握力が弱いと滑って落ちそう。安全を期して、背負子は崖の上に放置し空身で下りていくことに。
梯子はネットで見つけた昔の写真にも写っているものだったので強度が心配ですが、とりあえずは大丈夫そう。下から見た梯子。
磯は非常に居心地の良さそうな場所でのんびり釣るのに最適な天国でした。
ルートは慣れないとかなり厳しめな部類に入るとおもいますが、是非また来たい。ネット情報によると、深さは4~5m程度と深くはありませんが、夜釣りに良さそう。場所は、富戸のスズメ岩の北に延々と続くゴロタの最北端に位置する岩場ですが、南側、北側のゴロタの両方からのアプローチは不可能で、上から崖を下りて来るしかなさそうです。
再び来る機会はあるのだろうか。帰りはヒイヒイ言いながら崖上りです。
帰りがけ、まだ青木釣具店が開いていたので検量してもらうことに。50cm、1.8kgとのことでしたが、自分にはどう見ても49cmにしか見えない。さらに家に帰って定規で測ると48cm。青木釣具店の釣果報告の記載は50cmでしたが、自分のブログでの公式データは48cm、1.8kgとしたいと思います。
本日の釣果は、イシダイ1(オス、48cm、1.8kg)、ブダイ2(39cm、35cm)、イシガキダイ1(27cm、リリース)、カサゴ1(22cm)の4目5匹でした。
2週連続のイシダイは非常にうれしく幸先の良いシーズン開幕となりました。でもイシダイって、滅多に釣れないからうれしいですが、毎回釣れると飽きてくるんですよね。大きいから重いし、肉の量は多いですし。去年の夏場はイシガキダイを釣りまくって、毎週食べていた所為もあるかもしれません。まあ、そうそう良いことは続くものでもないので、来週は坊主を食らって、また落ち込んでいるかもしれません。とりあえず、2週連続持ち越して良い具合に痛んで匂いだしたコマセをそろそろ消化せねば。