3/17(水)、お昼まで時間ができたので早朝の夜釣りに米神のマナイタへ向かう。3/11に米神南根でカサゴしか釣れなかったのは街灯と車のランプが明るすぎる為と思われ、さらに一つ南のマナイタであれば国道135号はより高い場所を通るので暗い中で釣れると考えた。地磯ガイドにも「明かりがほとんど当たらないのでメジナ狙いの夜釣りに良い」との記載がある。餌は先週の余りを使うので購入は無し。

米神に到着したのは4:00。もっと早く釣り始めれば良いのだが、出発が遅れるので、いつも夜明けまでの短時間での釣りとなってしまう。この事が早朝夜釣りで釣果が上がらない一番の理由かもしれない。。。丁度堤防から1人上がってきたので釣果を聞くと、アオリイカとヤリイカが1杯ずつエギで釣れたとのこと。自分もエギの腕があれば良いのですが、うまくなるまでに根掛りで沢山のエギを海に投棄することになるのが目に見えているので躊躇しています。

10分ほど歩いてマナイタに到着するも、間が悪いことに潮が満ちて来ているため先端には渡れない。(写真は明るくなってかた撮ったもの)

手前の岩場の右先端が左の港向きより暗いのでそこで釣ることに。コマセ後で汚れているので人は入っている様子。アクセスが良い場所なので仕方ない。

夜明けまで頑張ったが1度も当たり無く坊主。この前入った米神南根の方がカサゴが釣れただけ良かった。真後ろに国道135号の街灯があるし、南根のように車のライトは照らさないものの、大型トラックが通ると、トラックの横に着いている派手な電飾が眩しく光るので期待したほど暗くない。でも、最大の敗因は先端へ渡れなかったことだろう。次回入る機会があれば先端で勝負したい。

今後のために、更に南にある根まで行ってみることに。少し歩くと「沢尻」というポイントがある。しかし、ここは全体的に浅く岩も多いので自分の力量では釣りにならなさそう。

 

地磯ガイドによると沢尻の右側の根は先端まで出られるようなので、そこなら釣りやすそうだけれど、今は満潮の時間帯のためか、見た感じとても渡れるように思えない。

さらに向こう側に「長根」が見えるが、地磯ガイドによると街灯があり夜釣りに向かないとのこと。

米神方面に戻り米神小根と米神大根へのルートも確認する。

 

米神小根へは国道からすぐ下りられるが、

 

米神大根は国道かさあげのため以前はあった階段が無くなっている模様。小根の付け根に護岸の下端まで10mほど下る梯子がかけてあり、下端の段差を伝って大根へ行く必要があるようだ。行くのは勇気がいるし少し波をかぶっている箇所があるので今度の機会に。

 


不完全燃焼だし昼間では時間があるので真鶴のいつもの磯へ行って見ることに。真鶴の最近の釣果を確認しようと久々に青木釣具店のブログを見ると、例年12月に釣れる大型メジナが、今年は2月末にかけて良く釣れており、3/10には55cmの報告が。まあ自分に釣れるとは思いませんが。。。

7:00頃に真鶴の崖を下りて行くと既に2人フカセ師がいました。赤壁は今日も渡船客で一杯です。

空いた場所に入れさせてもらいフカセでメジナを狙うも手のひら大のメジナが1匹釣れたのみで、その後は当たり無く9:30にはコマセが尽きて終了。ここは午後から夕方にかけて釣れる場所なので仕方ない。。。

 

魚の引きの手ごたえに飢えているので、最終手段として大物対応の胴付き仕掛けで遊ぶことに。すると、23cmのカワハギが釣れました。

まあまあ良いサイズ。今日初めてのお土産確保できてうれしい。よしっ、今日はカワハギ狙いだ。潮は薄緑色に濁っていて釣れない感じがしましたが、魚の活性は高いようで次々と反応があります。やはり、胴付き仕掛けはダイレクトに魚の感触が伝わるので楽しいですね。キタマクラ、ベラ、スズメダイなどに遊んでもらいます。

10:30頃、大岩の上で釣っていた方が33cmの尾長メジナを釣り上げました。40cm以上のみ持って帰るとのことで、こちらの貧果を見かねてか、良ければ持って帰ります?と勧めてくれたので、喜んで頂きました。物欲しそうに見ていたのが効いたのかな。

釣れないので完全にハイエナモードです。自分の場合、釣りはゲーム性よりも物欲重視なので漁のような感覚です。その後、同サイズのクチブトメジナも頂きました。とりあえず、食材確保完了でき今日はもう満足です。

後は大物の手ごたえを感じられれば言うことありません。ブダイでもかからないかと期待します。すると、10:35頃、結構な引きで釣れたのは足裏サイズのサンノジ。

味は当たり外れありますが、食材対象なのでキープします。
 

ブダイも釣れましたが手のひらサイズ。こんな小さいブダイを釣ったのは初めて。

 

11:25にまたも大物の手応え。34cmのサンノジでした。食材はもう十分なので、こちらをキープする代わりに先程の足裏サイズはリリース。

 

11:45、足裏サイズのタカノハダイが釣れました。1匹目ならキープしますが今日はリリース。
その後、小さなアイゴなども釣れ、魚種としては真鶴の良く釣れる外道オールスターズのような様相で楽しめました。真鶴でサンノジが2匹釣れたのは初めて。引きは一級なので楽しかったです。

最後、フカセ師の方の釣果を聞いて撤収します。1名は尺オーバーを沖への遠投で5匹釣っており、夕方までに10匹を目指しているとのこと。もう1名は、はじめ全く釣れなかったが、最後の方で尺オーバーが2匹釣れて今日はもう撤収とのこと。サイズは最大で35cm位でした。

今日のお土産はサンノジ1(34cm)、カワハギ1(23cm)。33cmのクチブトとオナガは貰い物です。

 


今回、米神周辺の磯を探索して入釣時のイメージを持つことができましたが、マナイタ先端には入れず、夜釣りに最適な場所は未だに見つけられずじまいなので、今後の課題です。真鶴では改めて自分の腕では昼間のメジナ釣りは難しいことを実感した1日でした。いつか50cmオーバーが釣れると良いのですが。。。