【無能な都知事や政府にうんざり】
この1ヵ月弱、コロナ対策が全く進展しない。
コロナ封じ込めに必要な事は以下の3点であることは明確だ。
①徹底したPCR検査
②感染者隔離
③人との接触回避
必ず1点でも欠ける事無く3点セットで実施されなければならない事柄で、韓国・台湾・中国・ニュージーランドなど、コロナを克服した国は、この3点を徹底してきた。
これに対し、小池都知事がやっていることは③を延々と訴えるのみ。①をおろそかにし、結果、無症状の感染者が野放しとなり②ができていない状況である。また、全感染者の20%は自宅にいるとのこと。。。自分の人気取りのパフォーマンスの為に、貴重な血税を浪費し、著名人を使って各メディアに、延々とSTAY HOMEと言わせ続けるのは本当にやめてほしい。もう、国民は皆分かっていて耳にタコだし、自らの戦略の無さを棚に上げ、収束しないのは外出している国民が悪いと非難するのは、お門違いもいいところだ。
モーニングショーは以前からPCR検査の必要性を訴え続けており、最近は他の番組でも、なぜ検査をしないのか疑問を呈される事が多い。PCRなんて、だれでも少し練習すれば、すぐにできる技術だ。自分も、20年以上前にバイオ系の学生の頃、遺伝子系の研究室で普通にやっていた何て事ない作業で、バイトさんでもできる。民間の検査機関を使えば、すぐに拡充できるし、それで不足だとしても、沢山あるバイオ系の大学の研究室や、研究機関、企業などの強力を得れば、PCR装置などゴロゴロあるし、学生等を臨時バイトに雇えば人員もいくらでも確保できる。もちろん、厳密には、バイオセーフティーレベル3の設備が必要であるが、非常時だし、培養等を行わないPCRのみであれば、特例として条件を緩和すべきだろう。日本にはフランス等で使用されている自動PCR機の会社があるのに、日本政府からは声もかからないとか。自民党内閣の、身内ばかり優遇して有能な者を活用しない弊害だろう。
医科歯科大学病院や慶応大学病院、神戸市立中央医療センターなどは、しびれをきらして独自で入院患者・外来患者の検査を始めた。慶応大学では、入院患者の6%がPCR陽性(感染)、神戸では外来の2%から抗体反応(感染あるいは、過去に感染)と結果が出ており、陽性者は皆無症状だったとか。①を行わないということは、これらの無症状者が市中を闊歩することになるので、都や政府は意図的にコロナを拡散しているとしか思えない。でなければ、相当な無能だ。やっと、院内感染防止のため入院患者全員のPCR検査を行い始めたとか。当初から無症状者の存在は周知の事実だったのに、今頃かよ。
最近、世論に押されたのか、やっと国がPCR検査の拡充に舵を切り始めたが、専門家会議メンバーは「韓国等のようにSARSの洗礼を受けていないため、日本は体制が無かった」などと言い訳している。そんなのはじめっから分かっとるわ。これも今更かよ。情報が古い。それに、国内で問題になり始めて3ヵ月弱経つのにそれかよ。この3ヵ月十分時間があったのに何もして来なかったんじゃないか。。。
【テレビの報道がひどい】
メディアは中立であるべきだとよく言われ、政府もそのように指摘することがあるが、最近のメディアは中立=意見を言わないこと、と謝った解釈をしているのではないか。自分は、中立とは、利害の一致しない第3者的な立場から、何が正しいのかを指摘することだと思う。第3者から見ても、片方が明らか正しく、片方が明らか誤っていた場合、両方の意見を平等に伝えてたり、中間的な意見を言ったり、あるいは何も意見を言わなことは、中立では無く、誤っている方に付託することであると思う。
ちゃんと意見を言ってきたのはモーニングショー位。さすがに、最近は政府のやりかたに疑問を呈する報道も増えつつあるが、まだ足りない。今の、有効な対策の進まない、遅々とした状況が続いている責任は、報道の仕方にもあると思う。やっと、最近はPCR検査の必要性を皆認識しはじめて声を上げ始めたので、今後に期待したいが、きっと遅々として進まないのだろう。。。はあ。。。
【東京都のデータ隠しがひどい】
東京都のPCR検査結果が、よくニュースで引用されているが、データが不完全で全く意味をなさない。それでも、テレビ局は参照可能なデータが無いことから、この意味のないデータを元に空論を展開する羽目になっている。結局、検査は何人に行われたのか、そのうち、すでに感染した人を除いた新規検査者は何人いて、陽性率はどのくらいなのか。スクリーニング検査などを行い、すこしでも実態を反映したきちんとしたデータを採取すべき。市中のどの地域で、どの程度、感染が蔓延しているのか全く見えてこない。。。
【国民はもっと検査拡大の方を主張すべき】
国民も、自粛警察などと言う言葉が出てきたように、自粛していない人々を魔女狩りのように吊るし上げる動きや、県外ナンバー車をSNSに上げ袋叩きにする動きが出てきている。矛先を国民同士に向けて何やっているんだか。。。不安感が募っているのは分かるが、人は未知の物を怖がるので、もっとデータを見える化する方に圧力をかけた方が良い。データが見えるようになれば落ち着いて対処できるはず。そのエネルギーは政治家に対して向けるべき。
【今すべきこと】
とにかくPCR検査を進めてデータを見えるかすることだと思う。データが見えなければ有効な対応が取れない。特に、経済が限界を迎えつつある中、経済とコロナ対策を両立させる出口戦略を、随時立てて行かなければならない。やみくもに禁止するのではなく、どのような対処を取れば、どこまでは可能と言った考え方で、社会ルールを再構築すべき。なのに、未だに、自粛自粛と馬鹿の一つ覚えみたいに。。。
【今後の個人の活動は】
ゴールデンウィーク中、都や政府の対応が進むかと思って呼びかけい従って自粛していたが、結果、対策が進むことを期待するだけ無駄だった。。。今の知事や政府には期待しても無駄なので、もう、自分達で考えて行動していくしかないだろう。禁止、ではなく、どうやれば感染を拡大しないように行動していけるか。仕事のしかた、生活のしかた、遊びのしかた。ある程度の感染者がいることを前提に、感染をもらわないように、自分が感染しても人にうつさないように。釣りにしても「禁止」ではなく、「こういう条件を守ってやれば良いですよ」というルールを課して、それを守りながら続けていこうと思う。