かなめさんが退団されてから、かなめさんの舞台はファーストコンサートを除くと「1789」しか見ていません。
こんなつもりではなかったんですけどね。
どうも私はSNSのかなめさんが苦手のようです。
なんかめんどくさいひとだなぁって思ってしまいます。
ファーストコンサートの「お付きさん」。舞台ではとても面白かったけれど、そのイラストやグッズを愛でる趣味は私にはなくやけに冷静になってしまってコンサート系には食指が動かなくなっていました。
それでも「1789」の次のお芝居を楽しみにしていたのですが、けっきょく「花・虞美人」のチケットもいまだ入手していません。
第一次FC先行はあまりに早くて(座長さんだから仕方ないですね)私は予定が立てられなかったので次の案内を待っていたのですが未だ音沙汰なし。
そうしている間にほかのお誘いが次々と。
2016年はエリザベート(東宝版&宙組)をはじめ王家に捧ぐ歌(宙博多座)や双頭の鷲(宙バウ)、金色の砂漠(花)、貴婦人の訪問(東宝)など心動かされるミュージカルを見ることができました。
2017年もグランドホテル(月)、燃ゆる風(星バウ)、王妃の館(宙)、ロミオ&ジュリエット(梅芸)、仮面のロマネスク(花全ツ)のチケットは手配済み。
4月も柚希さんのレオンジャック2やちぎちゃんのサヨナラ公演は見に行きたいし、細雪(博多座)も行きたい。宙組を東京まで見に行くかも悩んでいます。
家族の状況が変わって連泊が難しいため、1遠征でちぎちゃんサヨナラ公演と虞美人をセットで観劇しようと思っていたのですがここにきて迷っています。
そもそも虞美人って作品が面白い確証は何もない。私にとってはかなめさん主演作品ということ以外に見る動機がない作品です。
そしてその動機が薄れつつある状況です。
私は同性としてのかなめさんが苦手なのかもしれないと思えて。
「1789」のマリー・マリーアントワネットを見たとき「私を愛していないんだわ」が重すぎて、めんどくさい人だなぁ私がフェルゼンだったら花總アントワネットのほうがいいなぁと思いました。
いやでも女性としての駆け引きが下手なのはしょうがないとは思いました。15年以上も“男”だったのだから。
男役のときのめんどくさそうな感じは好物でした。ラインハルトもダンテスもバトラーもグスタフも。
でもベルばらフィナーレの女装燕尾オスカルが苦手だったのでやはり同性のかなめさんは基本苦手なのか私は。
そこで虞美人なんですが、いまから想像しても重くてめんどくさそうな人になりそうで二の足を踏んでいます。
遠回しに自分をほめさせたり、ネガティブなことを言って相手に「そんなことないよ」と言わせる同性が私はめんどくさくて距離を置きたくなるんですけどそんな人と相対したときに近い感じを受けそう。
なんてぐるぐる考える暇もなく魅せつけてくれていたら状況はちがうのかもしれないけれど、かなめさんのFCはそれがないのでどんどんクールダウンしていくばかりです。
2017年。これが見たかった!って思えるかなめさんに出会えるのかな。