今週土曜日(昨日)にSTI Sportsの試乗と正式契約のための各種書類提出、最終構成の確定とローンの正式契約、保険の変更の算段などを行うべく、SUBARUディーラーに行きました。
試乗スケジュールの過密化で、当初お願いしていた高速道路での試乗が出来ず、一般公道のみとなってしまい、かつ試乗時間が短くなってしまったり、あいにくの雨で道が混んでおり、試したいことや感じ取りたいことが一部になってしまったのが残念でした。
こんな試乗状態でしたが、まず良い点と感じた事からいきましょう!
☆ 一般道では、充分な加速感を与えてくれるトルクフルなエンジン
一般道50km/hまでと考えると充分トルクフルなエンジンでした。
S、S#とかだとこれまた良い感じで、Audi S3※1のAuto※2より、ほんのちょっとマイルドかな・・・ぐらいでしたが、Levorgの方が滑らかにトルクが湧き出てくる感じです。
一般道では、本当に充分といった感じですね。(ただし高速では、物足りないという感想になる気がする。)
良く考えるとこの車は、レギュラーガソリンなんですよね・・・。(^^
※1 S3の仕様: 最高出力:290ps(213kW)/5400-6500rpm、最大トルク:38.8kgm(380Nm)/1850-5300rpm
新型Levorgの基本仕様: 最高出力177PS(130kW)/5200-5600rpm、最大トルク30.6kgfm(300Nm)/1600-3600rpm。
※2 AudiのSシリーズは、5つのドライブセレクトがあり、efficiency, comfort, Auto, dynamic, individualとなる。基本は、エンジン特性、ハンドリング、AWSの制御による変化と可変ダンパーが装着されている場合は、ダンパー特性エンジン特性の組み合わせで、変化する。
☆ 凹凸などのギャップに対する収まりの良さ
ボディー剛性の高さ、可変ダンパー自体とチューニングの良さからきているのだと思いますが、ギャップをしっかりと吸収しつつ、車体はフラットな姿勢を保つ。
これは、少なくても試乗したメルセデスのA、Cクラス、AUDIのA4,A5辺りと同等と言える。
(Audi A3やVWを確実に超えている。)
☆ 車体の応答性の高さ
急な車線変更などもクイック、かつスムーズに応答してくれる。
ボディー剛性の高さとステアリングの操舵性の高さと相まって、実現されたのだと思う。
この応答性の良さは、今乗っているS3よりもスムーズで気持ちが良い!と感じるほどだ!
よく考えると、ステーションワゴンなので、セダンよりも車体剛性的に不利な形状なのに・・・。
素晴らしいとしかいえません!!
☆ ブレーキタッチの良さ
このブレーキタッチは、良い部類に入ると思う。
これで、かっくんブレーキをするには、高度?!な技術が必要だろうwww(というより出来ない。)
ただ、もう少し踏み込んだ際の効きが良くなると良いのだが・・・。
☆ 青信号を教えてくれたり、一般道のレーンをまたぐ際に警告してくれる
青信号をポーンと教えてくれるのは、良い感じでした。たまに信号待ちの時に考え事で、気づかないこともあるので。(^^
一車線道路で、路上駐車をした車を避けるためにセンターラインをまたいだのですが、ウインカーをださないと警告されます。
この機能は、余計と思いますが、一般道でもちゃんと認識して見てくれているんだ・・・と凄いと感じるのと同時に安心感も得られました。
まあ、慣れてくると五月蠅いな・・・と思うかもしれません。(苦笑
次にイマイチと感じた点は、下記の通りです。
(いろんな評論家も言わない事を忖度無しに書きます。(私は、既に契約しているので、後戻りできません。素晴らしい車になって欲しいとも思うので、あえて書きます。一部どうしようもないのもありますが・・・。CVTとかね・・・。)
◇AVH(オートビークルホールド)の物理ボタンが無かったり、毎回設定を行わなければならない。
既にYoutuberが結構指摘している。AVH が付いている事は素晴らしい!・・・だが、毎回、車にのるたびに大画面液晶で、メニュー階層を2つばかり進み設定をしなければならない・・・これはナンセンスだ・・・。ショートカットで設定できないのか?!そもそも物理ボタンがあれば、毎回設定でも我慢が出来る。AUDIはこの物理ボタンがあり、かつ設定がメモリされている。(Subaruも先代レヴォーグではあるようなので、退化している点といいても過言ではない!
◇エアコンの設定も全て液晶画面で、ながら設定が出来ないので不便
エアコンなどは、つまみなど物理的な操作をしたかった。運転しながら調整など液晶メニューから、全く出来ないからね・・・。まあ、音声で行うという手があるが・・・。
◇メーターなどの液晶表示の地図表示の縮尺が変更できないので、イマイチ・・・
AUDIのバーチャルコクピットは、これが出来るので、知らない道の交差点の確認をする際などかなりお世話になった。(苦笑)
しかも変なデジタルメータ表示のみとなり、見にくい感じがした。(慣れが必要か?!
この点は、AUDIのバーチャルコクピットの勝ちだと思う。
◇シートが結構高く、少々腰高に感じる。
ディーラーに置いてあったインプレッサSTI Sportsのシートに座ってみたが、こちらの方が数cm低く出来る感じで、目線をバックミラーよりも低い位置にすることが出来たが、Levorgではバックミラーと目線が同じ高さになってしまう。
これは、前回も書いたが、自分の身長が180cmで、胴長気味(ようは短足・・・)だからかもしれない。(何せ、現行ロードスターで、フロントガラスより、少し頭が出てしまい、寒かったぐらいなので・・・。[涙])
今回の試乗では、出来る限りシートを後ろにずらし、背もたれを斜めにしてみたが、やはりバックミラーとアイサイトが気になった。
慣れが必要か・・・。
◇エンブレがあまり効かない。
この7年半の間、Audit T.T・S3と乗ってきており、体がDCTの変速スピードやエンブレを覚えてしまっている。
そのノリでマニュアルで変速して、エンブレ効かせようとしてもあれ?!となるので、このぐらいの効きというのを慣らさないと厳しい。
何よりも危ないので、注意が必要だと感じた。
まあ、CVTなのでしょうがないですな。(わかっていたことだが、あえて言うと・・・というレベルか。)
◇メーターなどのデザインが少ない。
AUDIもそうだが、少なすぎる・・・。折角の液晶表示なのに中間の大きさなどの変更が出来ない。
個人的には、AUDI越えをして欲しかった。
(しかも180km/h表示だし・・・。はったりでも良いので、280km/hメータとか欲しかった。www)
といった感じの短時間での試乗でしたので、確認できなかった事もそれなりにありましたので、次回の試乗?!もしくは自分の車が納車された際に下記3点を確認をしたいと思います。(^^
□ステアリングの重さがどのようにドライブモードセレクト?!と連動するのか? → 高速走行をしておらず、試乗コースの道も広くはないため、感じにくい点でした。
□コーナリング時の後輪動力配分の制御 → S3は、エンジンがパワフルな分スピードが出てしまっていることが多いのだが、後輪の動力配分が多くなって曲がっていく、安心感があまりなく、ちょっとアンダー気味に感じるのだ・・・。(ある速度域の時にちょっと不安を感じる)
ステアリングを切り足したりすると、ちょっと後輪も回ってくれているのかな?!といったぐらいでしかない。
A4やA5でのコーナリングは、後輪の動力を感じる気持ちの良いものだったが、新型Levorgはどうなのか?を感じたかった。
□アイサイトX関連 → こちらも高速運転していないので、体験できていない。特にレーンチェンジなどは、自分がするよりも機械にやらせた方がスムーズらしいので、その辺も見てみたい。
そうそう、「アイサイトX専用地図更新は、年4回となり、1度でも怠るとアイサイトXが無効化される。」だそうです・・・。
アイサイトXの専用地図の更新は、年4回行われ、ディーラーでの更新となり、1回3,000円(確か税抜き)だそう。
この更新期間の猶予は、不明なので、後日発表があると思われます。
これはエリアなどの単位でバージョンを管理しておらず、地図情報全体のバージョンのみの管理だと思われますね・・・。
個人的には、年間1万2千円は、ちょっと高い感じがしており、地図更新と一緒で、WIFIでアップデートが出来るようにしていただければと思いましたね。
まあ、色々書きましたが、2月上旬納車予定との事ですが、待ち遠しいです!!
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