11月初めの日曜日に私が以前お世話になっていたSUBARUディーラーにLevorg STI Sportsの展示がされました。

先月末・今月と2回目の訪問で、新型Levorg STI Sportsを予約しました。

試乗もせずに車を買うなんて・・・初めてです。(苦笑)

何故、このLevorg STI Sportsを選んだか?!をだら~と書きたいと思います。

 

 

現在、Audi S3セダン(ABA-8VDJHL)に乗っているのですが、今年の2月に車検を通しました。

このS3は、ドライブモードセレクトによるアクセル開度のレスポンスの違いや各ギヤの変則タイミングなどのエンジン制御の変更、可変ダンパーによる減衰力変化やAWDの後輪動力配分増加による姿勢制御などの変化が楽しめ、滅茶苦茶速く、乗り心地も良いと思います。

 

楽しいといえば楽しいと思いますが、その前に事故でぶつけられるまで、乗っていたAudi TT 2.0 TFSI Quatro S Line pkg(ABA-8JCESF)に較べると気持ちも高ぶらなかったし、楽しいと思えなかったのです。

おそらくTTの方が最大トルクやパワーが劣っていましたが、乗り込む時と動き始めた際の視界がスポーツカーらしく、更にシートのホールド感、シフトレバー・ハンドルなどの位置関係、まるでコクピットを思わされるようなデザインなどによって、気持ちが高揚して、走りが良く感じ、楽しく感じたのだと思います。

更に走りでいうと、一度A4やA5を借りて乗った際に感じたのですが、後部動力配分が大きくかかっており、心地よくコーナリングしていきます。

しかし、S3の場合、制御で後輪の動力配分を多めにしてくれるようですが、後輪が駆動するタイミングがワンテンポ遅れるような感じを受けますし、少しダルい感じがしておりました。(ちょっと不安になるときも)

走りに対してもちょっとしたネガを感じている中で、一番嫌だったのが、後席を倒した際にフラットにならいないことです。

なぜなら、後席部分を倒した際にできる段差とセダンのトランク上のフレーム部分も低いため、旅行時やゴルフバックを入れる際に必ずどちらかにぶつかり、入れにくいのです。

 

そのため、残価ローンの契約完了時の半年前に乗り換えを検討するために残価と売値を調べてもらうと、なんと60万近くの残価割れ・・・を知ることに・・・。(涙)

どうしても乗りたい車もないし、不満はあるもの残価を銀行ローンに切り替えて車検を通すか・・・と車検の概算見積をお願いしたところ、

498,000円・・・えっ?!4万3千km走って、ブレーキディスクの摩耗に関する警告がでていたので、交換しなければならないはず・・・とはいえ、オイル交換やブレーキパッド交換はケアパックについているはず・・・どうなってるんだ?!

見積明細を見るとタイヤで238,000円、前輪ブレーキディスクで、81,000円、バッテリー交換58,000円、エアコンクリーニング21,000円、エアコンフィルター11,000円・・・とズラッ~と並んでおりました。

しょうがないので、最低限の車検代にするため、前輪ブレーキディスク交換を行い、タイヤ交換はタイヤ館でポテンザ(約18万)に変更することにしました。

この時に思ったのが、AUDIなどの外車販売は、金持ち相手の商売なので、かなり早い時期からの交換を進めてくることがわかり、全く私の肌に合わないことが判りました。(バッテリーなど、ほんの少し弱っているとはいえ、未だに問題なく走っております。)

また、全然タイムリーに提案をしてくれない営業マンに変わったのもあり、もう自宅から遠い都内のアウディ販売から買う必要もなくなりました。

 

ということで、しばらくS3に乗りながら、次の車を探すぞ!っと思いながら、要件を整理することにしました。

ゴルフにハマってから、ゴルフバックの出し入れが容易なこと、長距離運転が楽なことなどに主眼を置くようになり、多少パワーなどが低くなっても良いと思うようになっており、下記の様な感じです。

 

・ボディー形状: ツーリングワゴン or SUV  or ハッチバック(後部座席を倒した際は、フラットに近い事。今のS3セダンは、段差があり、不便です。そもそもハッチバックであるSportsBackにすれば良かった・・・。)

・駆動方式: AWD(後輪動力配分が多いとベター)

・エンジン: 最大トルク34kg以上、最大パワー200ps以上、2リッターまでのターボで、ハイオクおよびガソリンエンジン仕様

・ミッション: 2ペダル(DCTだとベター)

・安全・快適装備: プリクラッシュセーフティ、ブラインドスポットモニター、アダプティブクルーズコントロール、レーンアシスト(トレーシング・キーピング)、など。

 

もはや車は、趣味のひとつでも無いので、S3のような金額を出したくないといった感じです。

そうするとA4 AvantのAWD(クワトロ)は高いので、Q3に期待をしておりましたが、なんと2.0リッターディーゼルのみAWD(クワトロ)の設定で、さらにこのAWD(クワトロ)も高い!!

メルセデス、VWを調べてもAWDという段階でQ3と同じ価格帯になるので、もはやドイツ車を買えないことが判りました。

もはや最大トルク34kg以上のガソリン車でAWDなど、外車だと600万円以上を出さないと買えないのです・・・。

 

色々調べましたが、どのメーカーもCAFE規制によるラインナップの整理をしていることがわかりました。

各社は、量が出る大衆モデルに対して、低燃費なエンジンを載せ、従来よりトルクやパワーがダウンした車を売り、よりプレミアムなモデルだけにそれなりのトルクやパワーを発生するエンジンを載せていく方向性です。

 

この事を知った時は、凄い衝撃を受けました・・・。
このようなことがわかり、ひとつの選択をしなければなりませんでした。

例えば駆動方式をFFでも可能にして、GOLF GTIに乗るか、SUVのFF版に乗るか?!などの何かしらの妥協をするか・・・。

Golf GTIならFFでも納得がいくが、感覚的にSUVでFFに乗りたくない、それであれば喜んで、SUBARU回帰をしようと思いました。

Golfは、Cセグハッチバックのベンチマーク的存在で、本当に良く出来ていますが、フルモデルチェンジ時期で、日本では2021 or 2022年導入予定なので、候補から外れる事になります。

 

そして、今年の2月にS3の残価を銀行ローンに切り替え、車検を通してから、数か月が経ち・・・新型Levorgが発表されました。

スペックの中で残念な点は、AWDの方式がVTD-AWDはないし、エンジンも最大トルク30kg、最大パワー177psと私の要望に合わず、更にリーン燃焼というキーワードが・・・一抹の不安がよぎりました・・・。

それ以外の部分で、好印象だったのが、STI SportsはZF製可変ダンパーの装備アイサイトXが進化しているという点でしょうか・・・。

噂によると来年にWRX S4&WRX STIのフルモデルチェンジが行われ、次期WRX S4は2ペダルで2.4リッター直噴ターボ搭載(FA24)という話で、最大トルク、パワー共にFA20を超えるとか・・・更にLevorgの最上位バージョンとして、FA24エンジンモデルが追加される?!といった話もあるとか、ないとか・・・。

 

悩みました・・・。 

 

後編に続く・・・