年末に新たなDAPを購入しました!(あはは~、ふぅ~)
手持ちのMMCXイヤフォンのBruetooth化などもあり、もうDAPやポタアンなどいらんかな・・・とオーディオ沼に近づかないように努力していただが、やはり有線の音の良さに戻りたくなるのだ…www
去年の夏ぐらいまで、Onkyo DP-X1Aを使っていたが、大きなボディーと電池の持ちの悪さに嫌気がさしていたので、多少の音質劣化は我慢する事とし、より電池持ちが良く、ワイシャツのポケットに入る小さなPioneer XDP-30Rに買い換えた。(Onkyo DP-S1だとダウングレードしただけになるので、面白くない。)
おいら的にドンピシャな感じで、小さいのに、2枚のMicroSDよるストレージ容量、そこそこの連続再生時間、そこそこのパワーと音質を確保しているという、コスパ最高な製品だった!(19,800円で購入)
しかも、この機種と異母兄弟?!のDP-S1は、一世代前の機種なのに昨年のファームアップデート※で、aptX、aptX HDに対応したのだ!(>_<)
これなら、Bluetooth 接続用DAPとして余生をおくれそうだ!
※発売から1年半後のアップデートするという・・・商品価値を高めるならもっと前に宣言して、アップデートすればよかったのに・・・と凄く勿体ない。Onkyo&Pioneerさん、売り方が下手すぎ!!
・・・が、やっぱり物足りない・・・耳が覚えちゃっているんでしょう ・・・(涙
結局、表題の通り、DAPを買い増しすることになり、再び自ら沼に片足を突っ込むことになったわけだ…( 一一)
で、長い前置きをおき、今回の要件を整理すると...
・XDP-30RやDP-X1Aより、アンプパワーを感じられ、更に解像感が上に感じられること
・MicroSD2枚、もしくはSDを格納できること(少なくても512GB以上を狙いたい)
・ワイシャツの胸ポケットに入ること
・往復2~3時間の通勤時間をこなし、毎日充電をしなくても電池が持つこと
・予算は、10万ぐらい
当初は、Astell&Kern KANN、以前興味のあったOpus #1s、AK240の現代版ともいえるAK70 MK2ぐらいかな・・・と思いながらも調べてみると、なんとESS 9028PROを載せたFiio X7 MkIIやおいらをDAPの世界に引きずり込んだHDP-10Rを世に出したiBassoからはなんと9028PROを2枚使ったDX200などが発売されているではないかっ!!
この段階でESS好きなおいらは、前出の機種など忘れてしまい、もはや9028Pro搭載の2機種しか考えられなくなった。
当初は、9028PROを2枚使っているDX200に傾いていたが、iBassoとFiioの製品を使ったことがあるので、それらも加味して考えると・・・
・iBassoはHDP-10Rの時の音の良さに感動したが、ポップノイズの凄さやその後のDX80などもイマイチなイメージを持っている(昔はファームアップもあまりされなかった。)
・ポタアンは、両者ともそれなりに歯切れの良い音を出していた
・ちょっとだけ使用したFiio X5 2ndは、当時で考えると結構コスパも良く、次第点だった
・面倒なディスク容量のマネジメントをするぐらいなら、お気楽さを選びたい
・値段が4万円ぐらい違う。(Fiioが安い)
主にMicroSDが2枚入る点、Fiioの方が若干良いイメージがある、さらに安い!という事で、Fiio X7 MkII with AM3Aを買うことにした。
#アンプユニットを交換可能!またポタアンを接続するなんて面倒だから、こちらの方がスマート!!左からAM5,AM3A,となり、AM3Bが本体に接続中
音出しをして、ビックリ!!かつておいらが所有していたAK240やDP-X1Aなど霞んでしまった・・・。(苦笑)
ESS 9018世代などよりも更に立体的、かつクリアで解像感が大幅にアップしており、アンプ部分も低音に偏ることなく、フラット、かつアタックがしっかりしており、歯切れと伸びのある良い音を出してくれるではないかっ!!(>_<)
メタルやハードロックなどのロック系は、ギターリフのくっきり歯切れの良い締まった音を出し、リズム隊もタイトで良く締まっており、テンポの早い曲などの疾走感が堪らん!と思える良いサウンドを聴けせてくれる!(>_<)
また、ジャズでは、ボーカルの口元が目に浮かんでくる?!かのように人間の声の心地よさを感じられ、ホーンセクション、ピアノなどの楽器それぞれの美しい響きがそれぞれの空間で再現される。
圧巻なのがウッドベースや指引きのベース・・・
ベースならではの低音がドーンと沈み込み、指で弾くシーンが自然に浮かんくるような感覚に陥るぐらい、キッチリと聴かせてくれる!
そう、このDAPだとカッコいいベースラインの曲が聴きたくなるのだ…(^^)
#左からXDP-30R、X7 MkII、iPhonXS+Tumiケース。ワイシャツに入る!
素晴らしいの一言だ!
全体的に透明感があり、広がる音場(立体的)といった感じで音に包み込まれるようなイメージで、音の粒がわかるぐらいの解像感も兼ね備えており、フラット系の音に仕上がっている。(標準AM3Aアンプ)
更にバランス接続をすると世界は変わる!!というぐらい、音の分離性と解像感とパワー感も増して、歯切れの良いサウンドになっていく・・・
標準アンプは、アンバランスよりもバランス接続専用なのではないか?!と思うぐらい、音が変わる!(>_<)
人によっては、ちょっと硬い、冷たい感じがする・・・、ドンシャリでなくフラット系なので、面白くないといった評価もあるかもしれないが、おいら的には好みだ!!
当方が所有している、いた※Shure SE846(バランス専用)とゼンハイザーIE800・ヤマハEPH-200での聴こえ方をお伝えしよう。
※実は、年末年始旅行の行きの飛行機にShure SE846を置き忘れて紛失しました・・・カンタス航空でしたが、日本人のクルーでないせいか、見つからず・・・。(おおざっぱにしか見てないのだろう・・・。涙)
・Shure SE846(バランス接続)
元々立体的に聞こえるDAPにこいつをバランス接続すると、音が低域、中域、高域と縦に分離感じで、当初は違和感を感じた。
脳が慣れてくる?!しばらくするとちゃん聴けるのだが、バランスにすることで、解像感も高くなり、聴き疲れする人もいるかも・・・。(まだSE846だからマシだと思われるが・・・)
そのため、アンバランスで接続した方が自然な感じがしたが、一度バランス接続での音の分離感を味わうと戻れなくなるかもしれない。(>_<)
また、おいらは試せなかったが、アコースティックフィルターを低音よりにすると面白かったかもしれない・・・。
・ゼンハイザーIE800・ヤマハEPH-200
これらのダイナミック型は、自然な清涼感が感じられ、かつ適度な低音のあるナチュラルな音を聴くことができる。
更にEPH-200をバランス接続すると、隠されていた力が解放された感じとなり、IE800もバランス接続のためにMMCX化しようかな・・・と思わせるぐらいだ。
と、このような音を出すDAPが7万で買えるなんて!と思いながら、購入以来堪能しているが、Basso DX200やAstell&Kern SE100でも聴いてみたい・・・といった欲求が高まってきた・・・ヤバい・・・www
P.S 次は、追加購入したAMP5と紛失してしまったShure SE846の後釜として購入したAKG N5005の事を書きたいと思う。
特に後者は、素晴らしいの一言!!どうも普通すぎる的な評価が多いようだが…