プログレ好きには、ここ2年ぐらい新たな出費が多くなっているだろう....

なぜならさかんに5.1ch&ハイレゾリマスターが発売されているからである。

この仕掛け人とも言えるのが、これまた自分のバンドでもマニアック、プログレ大好きSteven Wilsonなのだ!

その筋(えっ?!知らんて?!)の中でも、「かのRobert Fripp御大に認められたSteven Wilsonのリマスターに間違いなし!」と言わしめるほどである!!(^^♪


King Crimsonの一連のDVDリマスターを行い、おいらの神であるKeith Emerson率いるEmerson Lake & Palmerの2枚のアルバムを経て、遂にYESのClose To The Edgeをリマスターするという...

同じアルバムを何枚も買わせるの~と叫びたくなるのだが、Steven Wilsonのリマスターは、出来が良いので出たら買う・・・いや買わざるえない・・・と思わしてくれるのである!


で肝心の中身だが、今回も凄いでぇ!!
5.1chのリマスターは、Streoサウンドと違い音が立体的に聞こえてくるのだ!!


John Andersonのボーカルがセンターから綺麗に聞こえ、コーラスが取り囲む。そして、Steve Howeのトリッキーでテクニカルなフレーズの洪水ともいえるギターサウンドが前面から響き、Rick Wakemanのキーボードサウンドが自分の周りを駆け抜け、オルガンは重厚な音で響き渡る・・・

さらに変拍子なんて物ともしないChris Squireのゴリゴリ・ベンベン重低音ベースとBill Brufordの手数の多い複雑なドラムス!!(サブウーハーのパワーもあるがっ!)がリズムを刻むのだ!!(^^♪


素晴らしい!!このアルバムは、最初からサラウンドを考えて作ってたのか?!と思うぐらいのリマスターである!!5.1ch、Stereo共にこのアルバムの過去最高のクオリティーであろう!!


で、少々良いサラウンドセットで聴くとこれがまた別の世界が広がるのである!!

おいらの家では、YAMAHA RX-A2020のLive&Clubのサラウンドエフェクトを各種試したのだが、もう別世界だ!!

ついついおいらは、「YAMAHA CINEMA DSP 3Dは、伊達じゃないっ!(アムロ風)」と叫んでしまったのである。(^^♪


ということで、夜が更ける中、一人新しい?!YESワールドに浸るおいらであった...

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