本シリーズのPart14で紹介したIE800で、取り敢えずイヤフォンスパイラルともおさらばか…と思われたのですが、ある日、お金をその場で払わなくても商品を渡してくれる魔法のカードのポイントが貯まっている事に気がつきました…(-_-)
ポチっと押すと二週間後にお金ではない紙の束が送られて来ましたので、気になる国産イヤフォンを買って見ることしました。
#ソコソコの開ける楽しみは、あったかなぁ…本体のあまりのデカさに閉口状態だったけどね…(-_-)

なんでもこのイヤフォンは、ソニー市場最高音質のイヤフォンだ!と彼らがいっておりますし、搭載ドライバーがフルレンジ+ツィーター用としてBAを2基、低音用?!にダイナミック型のハイブリッドという最近の高級イヤフォンのトレンドに沿った物になっているのです!^_^
#装着すると10Proよりも出っ張る、大きさやデザインの悪さはチョッとイケテないよねぇ…(-_-)
上が10Pro、下がXBA-40との比較!でかすぎる…(-_-)

ただこの手のハイブリッドで難しいのは、バランス取りだったりします。
おいらのお友達が買ったエイジング前のUltrasone IQで何曲か聴いたのですが、うん?!…といった状況でした…あちらは価格が倍以上するイヤフォンだったので、期待感が大きすぎたかも知れません。どうもバランスが悪く冴えない音。まあ、エイジング前のIE800の件がありますし、こいつもかなりのエイジングが必要と言われておりますので、真の力を発揮していないとはいえ、ハイブリッドの難しさを見た気がします。
では、XBA-H3はどうでしょうか?
エイジング前の音の感じは、IQよりマトモに音が出ておりました。
ザクっと書くとダイナミック型のドライバー入ってたっけ?!というぐらい低音が出ておらず、高音が出過ぎな感じでした。
まあ、箱出し状態では真の力を発揮しませんので、エイジングを65時間ほどしてから、聴いてみることに…
低域は、かなり締まったキレのある低音であり、箱だし当初より、いい感じで出てきてくれるようになりました。ダイナミック型ドライバーがほぐれてきた感じといえば良いでしょうか。
また引っ込んでいた中域も出てくるようになり、全体的なバランスが良くなりました。
ただし、高音が伸びるように上まで出るのは良いのですが、少々うるさい感じがします。
ハイハットなどがチキチキリズムを刻む様なシーンでは、チキチキがシキシキ、シンバル系がジャーンがシャーンみたいに聴こえることもあり、うん?!と思うことも…もう少しシャリ付きがなくなると良い感じ。
と色々と書きましたが、正直あのSONYがここまで完成度の高いイヤフォンを出してくるとは思ってませんでした。^_^
もう少しエイジングしてみて、更にコンプライのチップに変えてみてから、再評価してみたいと思います!^_^
#自分撮りだけど、過去最高のでっぱり具合だぜ!マジで…(-_-)
