Cloud Atlasをレンタルで借りてきて見てみた...
おいらの感想を敢えてキツい一言でいうと「敢えて言おう。この映画はカスであると?!...」
(小説は読んでないのでわかりません。あくまでも映画です。)

監督はあのマトリックスのウォシャウスキー姉妹、壮大な世界観が表現されたSF大作、ハルベリー、トムハンクスなどの役者の起用などと話題になった作品だ。
因みに興行収入は、アメリカで製作費の4分の1、世界でやっと黒字化って感じ。

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転生を基本に6つの時代に分けた物語が展開されていき、さりげなく繋がりを感じさせ...といった内容らしいのですが、それぞれの時代でテーマを盛り込んで描いていたりするのだが、肝心の内容はいまいちパンチに欠けている...繋がりも希薄で、中途半端...

繋がりの薄さの一例は、ある時代に幻の交響曲Cloud Atlas六重奏を作曲するのだが、映画タイトルと同じ曲の割にその後の時代や映画の中でインパクトを感じない使われ方※だったり、転生を描くためか、主人公にほうき星の痣があったりするのだが、この辺もただ痣があるだけに近く、エンディングでほうき星が流れて...っていういったところにも表れている。
※こういう一大叙事詩的な映画の場合さぁ、視覚だけでなく聴覚も刺激するような表現しないとぉ。。。って思うよ!時代を超えたアレンジを施したりしてさぁ。耳に残るぐらいにさ。

で、転生を感じろ!というのが各俳優が各時代にいろいろな役で演じているところということらしいが、動画版ウォーリーを探せ!ぐらいな物で、ふぅーんな感じで、謎解きみたいな要素も皆無。

個人的に滅茶苦茶違和感を感じて、もはや乾いた笑いしか出なかったのが、社会主義国ネオソウルという時代の物語。なぜここだけアジア?!的な違和感バリバリの近未来描写で、ウルトラC級映画を見ているのかと思うぐらいの醜さ。。。

ダメ押しなのが、この映画の長さ...172分もある...逆に172分でこの程度か?!という消化不良気味の6つの独立した物語を見させられるのだから...もう寝るしかないでしょ?!

おいらが思うにそもそも6つも物語を詰め込む必要もなかったのでは?もっとコンパクトに強引にでも繋がりを強く描くべきだったと思うぞぉ!!

難解とか何回か見ないとわからないよ!とかいう感想を述べられる方もいらっしゃいますが、おいらは2度と見たいとも思いませんでした。絶対無理ぃぃぃぃ!!!(-_-)

ということで、5段階評価をするとしたら、尺も長すぎて疲れさせてくれたこの作品は、2点ぐらいしかあげれましぇーん!!(-_-)

でも、いろいろなレビューを見ると評価高いんだよねぇ。。。おいらの感覚がダメダメなのかなぁ?!大作と聞いて滅茶苦茶期待した自分がいるのかもねぇ...滅茶苦茶消化不良なんだよねぇ...(-_-)

最後に...尺の長い映画は、外す確率が高い!!と言いたいっ!