自炊といっても飯の自炊ではなく、本を電子化する方の話だ!

自炊は、本の分解 -> 裁断 -> スキャニングという工程を踏むのだがこれが面倒だし、時折悲しくなる。
なぜ悲しいか?!
一連の工程をしている際にふと「俺は何をやっているのだろう。。。電子書籍が安心して買える状態であれば喜んで買うし、このような無駄な時間がなくてすむのに。。。」と思うのだ...

おいらは、一人暮らしの際に自炊していた時期があるのだが、面倒になり、段々寂しい感じを覚えたため、食べたい料理を作りたい!と思った時以外は自炊しない事にした。
そんな体験から飯の自炊と本の自炊がダブってみえるところがあり、電子化を自炊と命名した人は、めちゃ頭がいい!と思ってしまったりする。

いつもの如く、前半の導入部分が長くなってしまった…実際に本の電子化はというと以下の2つが必須だったりする。

・ドキュメントスキャナ(ADF付で両面スキャンが出来るものがよい。PFUのScanSnapシリーズが有名。おいらはScanSnap S1500を購入。)
FUJITSU ScanSnap S1500 Acrobat X 標準添付 FI-S1500-A/富士通

¥価格不明
Amazon.co.jp

・裁断機(必須アイテム。プラスのPK513Lが有名。おいらは、この部分をケチり、カール事務機 DC-210Nを購入) 
カール事務器 ディスクカッター DC-210N/カール事務器

¥18,900
Amazon.co.jp

おいらの体験と主観からだが、スキャナはADF付きは当たり前として、少々値が張るが両面同時スキャン可能、紙の重なりセンサーがあるPFUの物を調達した方がよいと思う。
なぜか?やはり実績通りに性能が良いし、消耗品を部品として買える点からだ!この部分は、後でもうちょっとスペックが上の方がよかった...となった場合、高いコストを払うことになるので、十分に検討した方がよいと思う。
裁断機は、確かにプラスなどの水平に刃が落ちる物を入手したいところだが、この部分は多少の手間がかかるがディスクカッターなどでもよいのではないかと思う。

またおいら的には、取り込みに多少のコツが必要だと思っていて、以下のようにするとよいと思う。
(Scansnapを使っている場合のみ)

・付属ソフトウェアでOCRをON、スーパーファインで取り込み。-> 綺麗版(保存版)作成フェーズ
・その後、Acrobatで圧縮をかける!-> 通常使用版作成フェーズ

難点は、スキャン・データ生成時間がかかることとディスク容量が多くかかることだがスキャンした本を捨てることを考えると綺麗版(保存版)とタブレットなどで通常使う版を分けるべきだと思う。
ちなみに上記のように作成するとクルマ関連の本※で、90ページ物で綺麗版が約400MB、通常使用版が約40MBぐらいだ。
※8○のすべて!やB○Zのすべて!

ということで、これからたまには自炊時間を増やし、部屋を片づけていきたいと思っているasyncbeatだったりするが、落とし穴が・・・。

ムック系の本だとA4のドキュメントスキャナーに入らないのだ・・・。当たり前といえば当たり前だが・・・(ぐすん。)
photo:01


既に2冊ばらしてしまい、途方に暮れている・・・両端を切るか・・・。(号泣

最後に..出版業界へ!もうちょっとユーザーサイドで物事決めてくれ。
もっと制限の少ない使い勝手の良いサービスを提供してくれれば、自炊なんていらんことしなくて良いんだからさ!(怒)