ぐんも~にん(^-^) 小さな幸せで妄想♪ 妄想族
やすからかで穏やかな小さな幸せは

いったい全体、どこにあるんだろう

こんなに探しているのに、いっこうに見つからない

公園に探しにいって


レストランにも行ってみた

届け主を母親や友人や恋人にゆだねてみた

もらえる時があったようにも思うけど

ただ、それは手に落ちたと思った瞬間

どこか遠くに飛んでいったり

幸せのはずが苦しみに変わったりして

酷く不確かで不安定なものだった

家の中にあるのかもしれないとも思った

そう、よく言われるようにそれは

「小さな幸せ」と呼ばれるにふさわしく私の身近にあったのです

朝


やっぱり見つからなかった

小さな幸せを探すのに何だか疲れてきた頃

ふいに空を見上げた

太陽のキラメキがやたらと眩しくて

思わず目を閉じたんです

とその時


はじかれたそれは

すぐに熱となって私の胸を温め


そう

探し続けた小さな幸せは

瞼を閉じたところにあったんです



