もうあなたから愛されることも
必要とされることもない
そして私はこうして一人ぼっちで
あの時あなたはなんて言ったの?
届かない言葉は宙を舞う
わかってるのに今日もしてしまう
叶わぬ願いごとを

離さないで
ぎゅっと手を握ってて
あなたと二人 続くと言って
繋いだその手は温かくて
優しかった

あなたはいつもそうやって私を
怒らせて最後に泣かすんだ
だけど後になって
ごめんねっていうその顔
好きだった

離さないで
ぎゅっと そう思いっきり
あなたの腕の中にいたい
二人でおでこをあわせながら
眠るの

もう二度とは会えないってことを知ってたの?

離さないで
ぎゅっと あなたが好き
もう一度だって笑ってくれないの
あなたの温もりが消えちゃう前に
抱きしめて


咲いた野の花よ
ああ どうか教えておくれ
人は何故傷つけあって
争うのでしょう

凛と咲く花よ
そこから何が見える
人は何故許しあうこと
できないのでしょう

雨が過ぎて夏は
青を移した
一つになって
小さく揺れた
私の前で
何も言わずに

枯れていく友に
お前は何を思う
言葉をもたぬその葉で
なんと愛を伝える

夏の陽は陰って
風が靡いた
二つ重なって
生きた証を
私は唄おう
名もなき者のため