第3話 見つめ合うふたり
これは、昔の彼氏との出来事よ。
私たちは、ふたりで小さなアパートで暮らしていたわ
彼はとてもお調子者で、優しいひとっだったの
いま考えると、彼はとても変わり者だったと思うわ
でも、その時はその彼が大好きだったの
何をされても許したわ
そんな彼に夢中だったころの話しよ
ある朝、いつものようにふたりベッドで朝を迎えたわ
新鮮な朝日がカーテンの隙間から溢れていた
とても綺麗な朝だった
ふたりとも同じ時間に目を覚ましたけど
その日は、ふたりとも仕事がお休みだったから
起きずに横になったままゴロゴロしていたの
私はそのまま、また眠りに付こうとしていたけど
彼がいきなり、バっと起き上がって
「よーし、顔洗ってこよー」
と言って部屋を出ていったの
でも、すぐ部屋に戻って来たわ
そして、彼はうつ伏せで寝ている私のパジャマのズボンと下着を
シャっと下ろしたの
私はお尻だけが出ている状態だったわ
でもまだ眠たかったし、私は無抵抗のまま彼を放っておいたの
すると、彼が私のお尻に顔を埋めてこすり着けてきたの
まるで、水で顔を洗うように
私はくすぐったくて笑っていたわ
その行為が終わると、彼は私のとなりに勢いよくバサーっと倒れてきて
私の顔をじっと見つめるの
私も横になったまま、彼を見つめて優しくこう聞いたわ
「何してたの?」
彼はニコニコ笑いながらこう言うの
「顔洗ってきた。君も顔洗っておいで。」
私は可笑しくてキャッキャと笑っていたわ。
そして、私は洗面台へ向かい
彼は朝食の準備へキッチンに
とてもヘンテコな朝だったけど
素敵な休日を過ごせたわ
彼は、とても不思議な人だったけど
いい思い出よ
ありがとう