こんにちわ~

今日は妻とさよなら(死別)してから、気持ちの整理?生きていくためのモチベーション?を保つために色々な本を読みましたのでその中で印象に残ったもの2冊を紹介したいと思います。

 

今なら、同じ境遇の人のブログを探して読めば色々なことが参考になるんですが、私がブログをよく見始めたのが3年位前からなので当時(8年前)は、参考になりそうな本を通販サイトで探してよく読んでました。

 

一番心に響いたのは、国立がんセンター名誉総長「垣添忠生」さんの【妻を看取る日】です。

書籍の帯に書かれている紹介を引用しますね

 

<表帯>

 最愛の伴侶をがんで亡くした時、自死すら考えた私は、いかにして立ち直ったか。

 (がん専門医が実践したグリーフケアの道のり。)

 

<裏帯>

 定年を迎え、妻とのんびり過ごしていこうと思っていた矢先の出来事だった。わずか6ミリの影が、妻を襲った。一年半にわたる闘病生活、自宅での看取り、妻亡き後に押し寄せてきた絶望感、そして、人生の底から立ち直るまでの道のり―。

 (日本のがん医療の最高峰に立ち続ける著者が、自らの体験を赤裸々に綴った。)

 

最愛の奥様をがんで亡くした著者が、いかにして立ち直っていったか、心の葛藤や妻への想いを自分なりに咀嚼して、どのようにして心の平和を取り戻していったか 多くのことについて共感できる内容でした。

 

最愛の伴侶と死別し悲嘆されている方はたくさんいて、しかも結婚生活の年数や伴侶との関係性も人それぞれなので十把一絡げに立ち直り方を押し付けることはできないにしても、痛いほど参考になりました。

 

次に紹介するのは、文春文庫 「平岩弓枝編」の【伴侶の死】(2006年7月10日第1刷)です

 

単行本は2001年2月文芸春秋刊で、「文芸春秋」の2000年4月号に掲載された「伴侶の死」に

新たに10編と対談「伴侶の死を迎える心構え」を加え、再編成されたものとのことです。

 

今となっては、ずいぶん前に投稿されたものを編集してあるのですが、どれも身につまされる記事で、こころに響くものや共感できるものが多く、当時は 「こんな気持ちになるのは自分だけではないんだ。」 ということが分かり、随分と勇気づけられました。

 

今回の2冊は本当にお薦めですので、気になった方は是非読んでみてください。

夜も更けてきましたので今日はこの辺でさようなら。     

       令和2年3月21日(土)