NHK「3か月でマスターする数学」
以前NHKで放送していた「笑わない数学」がとてもおもしろかったので期待して見始めましたが、最初は中学生レベルのとても簡単な内容だったので、少し残念に思いながら視聴していました。
しかし、第4回、第5回の「数学的思考法」で、刑事ドラマにたとえて問題を解決していくあたりからだんだんおもしろくなってきました。
よく数学が苦手な人が「数学なんて、何の役にも立たない」と言いますが、実は気がつかない様々なところで数学は使われているのです。
また番組に出てくる秋山仁先生の講義は、数学のおもしろさをあちこちで伝えているだけあってとてもわかりやすい。
ふたつのメビウスの輪の真ん中を切って、ハートがくっつくか、離れるかを試す実験などは、全国の学校でとても人気があるそうです。
身近な材料を使って数学のおもしろさを伝えてきた経験の蓄積は、さすがだなと感じました。
「いやだな」と思うとやる気もなくなるものですが、「おもしろい」と感じる事で勉強に対するモチベーションも変わってきます。
最初から拒否せずに、少しずつ算数、数学のおもしろさを感じていってほしいですね。