小沢氏「首相にふさわしい人」1位
(日刊スポーツ2011年1月16日9時32分)http://p.tl/8QPn


 日刊スポーツ宅配読者によるポイントクラブの会員(約1万2000人)に14、15両日、菅再改造内閣への評価を携帯メールでアンケートしたところ、1332人から回答があり、727人(全体の54・6%)が「評価しない」と答えた。「評価する」は247人(同18・5%)。自由意見では、与謝野馨経済財政担当相起用への批判、民主党への注文が相次いだ。菅直人首相を「支持する」は202人で15・2%。改造は政権浮揚につながらない?

 アンケートでは、首相にふさわしい人についても聞いたが、自身の政治資金問題で、近く強制起訴される見通しの小沢一郎元民主党代表(68)が、232人でトップ。「ポスト菅」を争う前原誠司外相(120人)、岡田克也幹事長(117人)を引き離した。

 小沢氏については、「政治とカネ」への説明不足や、国会招致の対応に批判が強いが、一方で“剛腕”の突破力への待望論があることもうかがわせた。ただ「民主党が与党第1党なら、小沢さんがトップにいなければ」という意見がある一方で、「早く民主党から脱退させるべき」との声もあり、評価は分かれている。2位は、みんなの党の渡辺喜美代表。現職の菅首相は、東国原英夫宮崎県知事や小泉進次郎衆院議員より少ない、11人だった。

 支持政党は、民主党が265人(19・9%)と、自民党の198人(14・9%)を上回った。「支持政党なし」は603人(45・3%)と全体の半数近い。