小沢 胡錦濤と会っていた (日刊ゲンダイ2010/12/24)

◆先月、横浜のAPECで

民主党の小沢一郎元代表が11月、横浜で開かれたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)の際に、中国の胡錦濤主席と会談していた。きのう(23日)、ネット番組に出て、尖閣沖での中国漁船衝突をめぐる政府の対応について批判する中で自ら明かした。
「胡氏がこの間、日本に来たとき、『会いたい』と言うから(会った)。僕は儀礼的な社交辞令で会うのは嫌いだから『結構だ』と言ったのだが」と経緯について説明。20分程度の会談の中で、自ら好んで引用する映画「山猫」の一節「変わらずに残るためには変わらなければならない」を胡主席に紹介しつつ、中国共産党による一党独裁の統治には限界があると指摘したという。
さらに漁船衝突の政府の対応については「船長釈放を那覇地検の一官吏に押し付けるのは非常に良くない。菅内閣が命じたもので、禍根を残した」と批判した。



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