剛腕発揮!起死回生の一手で小沢が与謝野に逆転勝利

(日刊ゲンダイ2010/12/20)

民主党の小沢一郎元代表と、たちあがれ日本の与謝野馨共同代表が19日、都内で囲碁の公開対局を行った。政界屈指の腕前で知られる2人の対局は、07年10月以来。当時は対局の直後に大連立構想が持ち上がったこともあり、注目が集まった。対局の様子は動画サイト「ニコニコ動画」で中継され、7万5000人がネット観戦したという。
今回は序盤から終始、与謝野がリード。もはや勝負アリと思われた最終局面で、白番の小沢が起死回生の一手を繰り出し、逆転勝ちした。07年に続き、これで2連勝だ。
「勝ちだと思って一瞬、油断しちゃった。大失敗だ」と与謝野は渋い表情。小沢は「(打ち筋に)反省点が多い」と言いながらも、上機嫌だった。
控室でモニター観戦していた棋界関係者は、「劣勢の小沢さんが最後の一手を見つけた。『一寸先は闇』じゃないけど、囲碁も何が起きるか分からないから面白い」と評していた。
政界では、菅首相も囲碁好きで知られる。日本棋院は近く、菅にアマ5段の免状を与える方針だというが、関係者によれば「小沢さんの方が格上。勉強の度合いが違うから強い」という。

それって、囲碁の話ですよね?



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