小沢氏 国会で説明の考えなし
(NHKニュース 11月2日 4時27分) http://bit.ly/d0uvgk
民主党の岡田幹事長が、小沢元代表の国会招致について本人の意向を確認するため、1日、あらためて会談を要請しましたが、小沢氏側は「司法手続き中だ」として、国会で説明する考えはないことを伝えました。
国会は、今年度の補正予算案の審議入りをめぐって、1日、与野党が対立しましたが、民主党が、予定されていた衆議院本会議での財政演説を見送るとともに、2日、与野党の幹事長・書記局長会談を開き、岡田幹事長が小沢元代表の国会招致について「国民に説明できるよう環境整備に努力する」とする党の方針を示すことで合意し、補正予算案は2日に審議入りすることになりました。こうしたなか、岡田幹事長は、小沢氏の国会招致について本人の意向を確認するため、1日、あらためて会談を要請しました。これに対して小沢氏側は「司法手続き中であり、国会で説明するというのは違う」と伝えましたが、岡田氏としては、本人から直接確かめる必要があるとして、会談に応じるよう粘り強く小沢氏側に働きかけることにしています。小沢氏は、先月31日に鳩山前総理大臣や輿石参議院議員会長と会談した際にも国会での説明に否定的な考えを重ねて示しました。一方、野党側は、2日の与野党の幹事長・書記局長会談での岡田氏の説明を聞いたうえで今後の対応を決めることにしていますが、自民・公明両党などからは、民主党の出方によっては、予算委員会などでさらに、追及を強めていくべきだという意見が出ています。