小沢氏強制起訴の指定弁護士、3人を選任へ
(読売新聞 2010年10月21日20時09分) http://bit.ly/9719zb


 小沢一郎・元民主党代表(68)の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で、第二東京弁護士会は21日、小沢氏を起訴する検察官役となる「指定弁護士」として、同会所属の大室俊三(61)、村本道夫(56)、山本健一(46)の3弁護士を東京地裁に推薦した。


 同地裁は近く、この3人を指定弁護士に選任するとみられる。

 関係者によると、大室弁護士はリクルート事件や平和相互銀行事件などを手がけた経験をもつ。リクルート事件で共に江副浩正氏の弁護団に参加した弁護士は「証拠を緻密(ちみつ)に分析し、丹念に事実を積み上げていくタイプ」と評する。


 村本弁護士は政治資金規正法に詳しく、同法に関連する論文も執筆した。山本弁護士は同会で裁判員裁判実施推進センター副委員長などを務めるなど、刑事弁護に力を入れている。