反小沢の仙谷・前原らは邪悪な権力亡者の国賊 [小沢が圧倒!"挑発"連発 見苦しい菅]

(日刊ゲンダイ2010/9/2)
「経済が大変なこの時期に党内抗争はやめて欲しい」――。これが有権者の声だと大マスコミは批判していた。しかし、今度の代表選は任期満了にともなうもので、民主党の党則にのっとっている。それを“抗争”にしてしまった裏には、反小沢で凝り固まった仙谷官房長官や枝野幹事長、前原国交相らの悪あがきが垣間見える。なにしろ、身内のカネの話まで持ち出した。スキャンダルで小沢を潰そうとしたのである。
「小沢代表時代、小沢さんに近い議員に『組織対策費』名目で36億円が流れ、その使途が不透明だと週刊誌や新聞で問題視されています。枝野幹事長は会見で『不適切な点はなかった』と疑惑を否定しましたが、そもそも疑惑探しを主導したのは仙谷―枝野ライン。政治とカネで有権者の不信を買っている小沢にトドメを刺すカードにしようとしたのです。党のサイフをさらけ出してまでやることじゃない。幹部が反党行為だからメチャクチャです。仙谷さんや枝野さんは頭はいいかもしれませんが、やっていることはセクトのレベル。『国をどうしたい』という話ではなく、ただの権力抗争です」(民主党関係者)
前原も最低だ。小沢のダーティーさを誇張しようと、「小沢前幹事長の党運営は必ずしも透明ではなかった」と批判したり、「政治とカネの問題で責任をとってから数カ月しかたっていない」と出馬自体を疑問視する発言を繰り返した。「マニフェスト原理主義ではいけない」ともほざいていたが、マニフェストを実現できない大臣が「よく言うよ」だ。
そもそも菅の推薦人には前原、長妻、蓮舫……と、閣僚が7人も入っている。自民党の総裁選でも見られなかったことだ。そいつらが、マニフェストの実行を迫る小沢を批判する。おかしなことだ。
「菅内閣は本当に薄っぺらです。国を良くするとか、国民のためにという理想を本気で考えているのでしょうか」(政治評論家・本澤二郎氏)
邪悪な権力亡者を一掃しなければ、国民生活はよくならない。