●小沢氏不出馬も=「トロイカ」復活で一致-菅・鳩山会談-代表選、1日告示・民主
(時事ドットコム 2010/08/30-23:48)  http://bit.ly/bo4Q3o


 9月1日告示の民主党代表選を前に、菅直人首相と鳩山由紀夫前首相は30日夜、首相公邸で会談した。首相と鳩山氏は、小沢一郎前幹事長の出馬回避に向け、両氏と小沢氏との「トロイカ」に輿石東参院議員会長を加えた体制を重視して、政権を運営していくことで一致した。これを受け、鳩山氏は小沢氏に、首相と31日に会談するよう促す考えで、小沢氏が受け入れるかが焦点。小沢氏が出馬の方針を撤回し、対決回避の可能性が出てきた。
 首相と鳩山氏の会談は午後8時から約1時間、行われた。この中で鳩山氏は、党分裂に発展することを懸念して、首相と小沢氏の対決回避を求める声が党内にあることを改めて紹介。野党時代に小沢、輿石両氏も含めた4氏で党運営に当たった「トロイカ体制の原点に立ち戻ることが重要だ」と述べ、「トロイカ」復活を求めた。これに対し、首相も「基本的な考え方に異存はない」と同意した。
 終了後、鳩山氏は記者団に「あす、責任を持って首相と小沢氏の会談仲介の労をとる」と述べた。その上で、小沢氏の代表選出馬に関し「出る出ないは、あすの(首相と小沢氏の)会談内容によって決められることだ」と語った。
 首相は、記者団に「トロイカ」体制下での小沢氏の役職に関し「ポストとかは一切話はしていない」と強調。枝野幸男幹事長や仙谷由人官房長官を代える可能性については「そういう具体的なことは話していない。少なくとも鳩山氏から伝えられたことは全くない」と述べた。 
 これに関連し、小沢氏の側近議員の一人は「不出馬もあるかもしれない」と述べ、出馬見送りの可能性に言及。別の側近は、仙谷、枝野両氏が交代するとの見通しを示した。仙谷氏は、対決回避の可能性について「まだ、あしただ。未知数の部分が相当ある」と記者団に語った。
 首相と鳩山氏の会談は2日連続。これに先立ち、鳩山氏は衆院議員会館で小沢、輿石両氏と会談した。小沢氏は、首相が挙党態勢を明確にすれば会談に応じる考えを示した。



●鳩山氏 菅・小沢両氏の会談調整へ
(NHKニュース 8月31日 0時47分)   http://bit.ly/aoGOoL


民主党代表選挙の告示を来月1日に控え、菅総理大臣と鳩山前総理大臣が30日夜、会談し、菅・小沢両陣営の全面的な対決を避けるため、菅・鳩山両氏に小沢前幹事長を含めた、いわゆるトロイカ体制を重視して挙党態勢を確立することで一致しました。これを受けて、鳩山氏が31日、菅・小沢両氏の会談を調整することになりました。

民主党代表選挙をめぐっては、菅総理大臣と小沢前幹事長の両陣営が、それぞれ支持拡大に努める一方、党内では、菅、小沢両氏の全面対決による党の分裂を懸念する声が出ています。こうしたなかで、両氏の会談を調整している鳩山前総理大臣は30日午後、小沢氏と会談したのに続いて、30日夜8時前からおよそ1時間、菅総理大臣と会談しました。会談後、両氏はそろって記者会見し、鳩山氏は「挙党態勢を築くためには、小沢さんとともに今日までやってきた、トロイカ体制の原点に立ち戻ることが大事だと菅総理大臣に申し上げた。それが確認されれば、責任を持って、菅総理大臣と小沢氏との会談の仲介の労をとりたい」と述べました。これに対し、菅総理大臣は「民主党が政権にたどりつくことができたのは、鳩山氏と私と小沢氏の合流が大きな要素だ。トロイカ体制を原点に大事にしていこう、場合によっては、輿石参議院議員会長を加えた体制でしっかりやっていこうという提案を頂き、私もその考えに異存はない。トロイカ体制を大事にして活動していくことで、鳩山氏と同意した」と述べ、両陣営の全面的な対決を避けるため、菅・鳩山両氏に小沢前幹事長を含めたいわゆるトロイカ体制を重視して挙党態勢を確立することで一致しました。これを受けて鳩山氏が31日、菅・小沢両氏の会談を調整することになりました。さらに、菅総理大臣は「今夜の会談では、ポストの話は一切していない」と述べました。また、鳩山氏は「大事なことは、トロイカ体制でいくということであり、小沢氏にも理解いただけると思う。小沢氏が代表選挙に立候補するかどうかは、小沢氏と菅総理大臣の会談の内容で決まる話だ」と述べました。鳩山前総理大臣は31日、菅総理大臣と小沢前幹事長、それに輿石参議院議員会長の4氏による会談を実現したいとしており、小沢前幹事長が、どのような対応を取るのかが注目されます。




●首相と小沢氏31日会談へ 鳩山氏が仲介

(共同通信 2010/08/30 21:29)  http://bit.ly/byx7Ip


 菅直人首相は30日夜、出馬表明した小沢一郎前幹事長との対立が深まっている民主党代表選への対応をめぐり仲介役の鳩山由紀夫前首相と首相公邸で再協議した。鳩山由紀夫前首相は、小沢氏の出馬について「出る出ないの話は31日の菅首相と小沢氏との会談で判断される」と述べた。

 小沢氏との関係について首相は30日夕、記者団に「挙党態勢をつくることを常に考えていきたい」と表明。一方、小沢氏は落選議員との会合で「勝ち負けをはっきりさせなければいけない」とした上で「争いは争いでするが、終わったら党のために助け合っていく意識を持たなければならない」と述べた。周辺にも「引き続きよろしく」と選挙態勢づくりを急ぐよう指示。歩み寄りは不透明だ。

 小沢氏は30日午後、鳩山氏や輿石東参院議員会長と会い、現段階で菅首相と会談する条件は整っていないとの認識を鳩山氏らに伝えたもようだ。出席者の一人は周辺に「状況は変わっていない」との認識を表明。小沢氏は、首相が「反小沢」路線を見直さない限り出馬を見合わせる意志はないとみられる。この後、鳩山氏は首相と小沢氏の会談について「まあ、ゆっくりやりましょう」と述べた。




●小沢氏を処遇、「トロイカ」復帰で一致=菅首相と鳩山氏が会談
(時事ドットコム 2010/08/30-21:35)  http://bit.ly/bo4Q3o


 9月1日告示の民主党代表選を前に、菅直人首相と鳩山由紀夫前首相は30日夜、首相公邸で会談した。両氏は、首相と小沢一郎前幹事長との対決回避に向け、小沢氏と輿石東参院議員会長を加えた「トロイカ体制」を重視して、政権を運営していくことで一致した。
 会談後、記者団に鳩山氏は「(4人で党運営に当たった)トロイカ体制の原点に立ち戻ることが重要だと話し、理解をいただいた」と説明、「あす、責任をもって首相と小沢氏の会談仲介の労をとる」と述べた。その上で、小沢氏の代表選出馬に関し「出る出ないは、あすの会談内容によって決められることだ」と語った。
 首相は記者団に「わたしとしても、基本的な考え方にまったく異存はない。同意した」と表明。小沢氏の処遇に関して、首相は「ポストとかは一切話はしていない」と強調した。枝野幸男幹事長や仙谷由人官房長官を代える可能性については「そういう具体的なことは話していない。少なくとも鳩山氏から伝えられたことはまったくない」と述べた。 




●首相、小沢氏含む挙党態勢を築く考え表明

(読売新聞 2010年8月30日22時04分)  http://bit.ly/9a6QJE  


 9月1日に告示される民主党代表選(9月14日投開票)について、菅首相と鳩山前首相は30日夜、首相公邸で約1時間10分間、会談した。

 党内で首相と小沢一郎前幹事長との対決回避を求める声が強いことを踏まえ、31日に首相と小沢氏との会談を実現させることで一致した。首相は小沢氏を含めた挙党態勢を築く考えを表明した。

 首相と鳩山氏の会談では、鳩山氏は、「民主党が政権にたどりつくことができたのは、小沢氏が(民主党に)合流したのが大きい。(菅、小沢、鳩山3氏の)トロイカ体制の原点を大事にしてやっていこう」と述べたのに対し、首相は「まったく異存はない」と応じた。

 会談後、首相は記者団に「鳩山氏からポストの要求が伝えられたことはない。ポストについては一切話していない。(菅、鳩山、小沢氏と輿石東参院議員会長による)『トロイカ体制プラス1』の原点を大切にするという話をした」と述べた。

 鳩山氏も「(小沢氏が代表選に)出る、出ないは、(31日の)会談の内容次第だ。私が今うんぬん言える話ではない」と記者団に語り、菅・小沢両氏の会談を踏まえて、小沢氏が自ら判断するとの見通しを示した。



●鳩山氏 首相と小沢氏の会談を調整
(NHKニュース 8月30日 21時45分) http://bit.ly/d6KT17


民主党代表選挙の告示を来月1日に控え、菅総理大臣と鳩山前総理大臣が30日夜、会談し、両陣営の全面的な対決を避けるため、菅・鳩山両氏に小沢前幹事長を含めたいわゆるトロイカ体制を重視して挙党態勢を確立することで一致しました。これを受けて鳩山氏が、31日に菅・小沢両氏の会談を調整することになりました。

民主党代表選挙をめぐっては、菅総理大臣と小沢前幹事長の陣営が、それぞれ支持の拡大に努める一方、党内では菅・小沢両氏の全面対決による党の分裂を懸念する声が出ています。こうしたなか、両氏の会談を調整している鳩山前総理大臣は30日午後、小沢氏と会談したのに続いて、今夜8時前から菅総理大臣とあらためて会談を行いました。会談終了後、鳩山氏は、記者団に対し、「挙党態勢を築くためには小沢さんとともに今日までやってきたトロイカ体制の原点に立ち戻ることが大事だと菅総理大臣に申し上げた。それが確認されれば、責任を持って菅総理大臣と小沢氏との会談の仲介の労を取りたい」と述べました。これに対し、菅総理大臣は「党が政権にたどりつくことができたのは、鳩山氏と私と小沢氏の合流が大きな要素だ。トロイカ体制を原点に大事にしていこう、場合によっては、輿石参議院議員会長を加えた体制でしっかりやっていこうという提案を頂き、私もその考えに異存はない。トロイカ体制を大事にして活動していくことで鳩山氏と同意した」と述べ、両陣営の全面的な対決を避けるため、菅・鳩山両氏に小沢前幹事長を含めたいわゆるトロイカ体制を重視して挙党態勢を確立することで一致しました。これを受けて鳩山氏が31日、菅・小沢両氏の会談を調整することになりました。さらに、菅総理大臣は「鳩山氏から政権を引き継いで3か月足らずで、いよいよ本格的に政権が動き出しているところであり、政権を継続したいという思いだ。今夜の会談では、ポストの話は一切していない」と述べました。また、鳩山氏は「大事なことは、トロイカ体制でいくということであり、小沢氏にも理解いただけると思う。小沢氏が代表選挙に立候補するかどうかは、小沢氏と菅総理大臣の会談の内容で決まる話だ」と述べました




●小沢氏 終わったら党のために
(NHKニュース 8月30日 22時5分)  http://bit.ly/bGcsTr


小沢前幹事長は、30日夜、先の参議院選挙で落選した大石正光氏や円よりこ氏らと会談しました。この中で小沢氏は、参議院選挙での民主党の敗因は、菅総理大臣の消費税をめぐる発言だと批判したうえで、代表選挙に関連して「民主党は、今まで、戦えばいつまでもしこりを残してきたが、政権を維持していくためには、争いは争いとしてやるが、終わったら党のためにお互いに助け合う意識をしっかり持たなければだめだ」と述べたということです。



●民主党代表選 菅首相と鳩山前首相が連夜の会談 菅・小沢会談は見送り
(FNNニュース 08/30 20:08)  http://bit.ly/bI5NYn


民主党代表選挙の告示を9月1日に控え、注目されていた菅首相と小沢前幹事長の30日の会談は見送られ、

代わりに菅首相と鳩山前首相が再び会談することになった。
党分裂を懸念する声が上がる中、民主党内では、菅首相と小沢前幹事長の全面対決の回避を模索する動きが続いている。
菅首相と鳩山前首相の会談は、30日午後8時前、首相公邸で始まった。
29日夜も菅首相と会談した鳩山前首相は、その結果を30日午後、小沢前幹事長と輿石参院会長に伝えた。
小沢前幹事長の周辺の話によると、その際、鳩山前首相は、人事面での処遇について、菅首相から何の提示もなかったと説明したということで、報告を聞いた小沢前幹事長らが、「それでは会う意味がない」と判断し、30日夜の会談は見送られることになったという。
こうした小沢前幹事長の姿勢を、鳩山前首相は再度、出馬表明会見を31日に控える菅首相に伝えて、挙党態勢構築に向けたぎりぎりの妥協を引き出したい意向だが、世論調査で小沢前幹事長に批判的な声が強いとの結果が出ていることなどから、菅首相が「脱小沢」路線を変更する可能性は低いとみられている。
関係者によると、菅首相と小沢前幹事長との会談は、鳩山前首相も同席する形で、引き続き31日にも開催する方向で調整が続いているということだが、実現しても「挙党態勢を目指す」という言葉だけのセレモニーに終わる可能性が高いとみられている。



●“小沢選対”31日に発足 支持拡大へ本格化
(産経新聞 2010/08/30 18:03) http://bit.ly/9qdVGG


民主党代表選で小沢一郎前幹事長を支持する国会議員らが30日、会合を開き、選挙対策本部を31日に発足させることを決めた。選対本部は国会近くのホテルに設置する。「議員班」「遊説班」「地方議員班」「党員・サポーター班」など個別の担当に振り分け、支持拡大に向けた活動を本格的に始める。
小沢氏も30日午前、議員会館の自室で、弁護士で側近の辻恵衆院議員や小沢氏に近い海江田万里衆院財務金融委員長らと会談、「政策の詰めの打ち合わせ」(小沢グループ中堅)を行った。