●小沢一郎前幹事長はマイケル・ジョナサン・グリーンから、正式に「アメリカの窓口役」を認められた
板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
2010年07月25日 19時15分28秒 http://bit.ly/bQ6pq5
◆アメリカの日本担当実力者であるマイケル・ジョナサン・グリーンは、民主党の小沢一郎前幹事長と八丈島で極秘会談した際、最後にこう言ったという。「小沢さん、あなたが総理大臣をやりなさい。アメリカも応援するから」。自民党政権を一貫して支持してきた立場から小沢前幹事長に警戒し、政治生命を脅かしてきたマイケル・ジョナサン・グリーンが一転して好意を示した一瞬だったようである。小沢前幹事長は、ロックフェラー四世代の嫡流であるジョン・D・ロックフェラー四世と古くからの親友で、四世から「日本の帝王」と呼ばれており、また、欧州ロスチャイルド財閥の直系当首ジェイコブ・ロスチャイルドと、長男で次期党首であるナサニエル・フィリップ(ナット)・ロスチャイルドとも親しい。この長男は、帝国ホテルの地下階と上階に部屋を持っており、帝国ホテルに時々投宿する小沢前幹事長と会い、親交を深めている。地下から出入りしているので、マスメディアに発見されにくい。マイケル・ジョナサン・グリーンも、いまやこの関係を無視できなくなっているようである。
◆振り返ってみれば、アメリカ政府とロックフェラー三世代末子のデイビッドとの窓口役を担ってきたのは、竹下登元首相であった。「闇将軍」「キングメーカー」などと呼ばれながら、竹下元首相は、アメリカ側の意向に忠実に従って、歴代首相を事実上指名してきた。橋本龍太郎首相が、日本版金融のビッグバンを強要されて、これに応じた後も無理難題を迫られ、ついに堪忍袋を切らして「あまりひどいことを言うのなら、米国債を売ってしまいますよ」とうっかり発言したところ、アメリカ側からすぐさま「橋本を切れ」と言ってきた。 竹下元首相が「分かりました。小渕恵三に交代させます」と応じて、橋本首相退陣の花道を準備している最中、参院議員選挙で自民党が大敗し、橋本元首相は、自ら責任を取って辞任した。せっかく用意しようとしていた花道は、不要になったのである。ことほど左様に、日本の首相の選定においてさえ、アメリカ側の意向が強く働いていた。この構図を変えることはできない。この意味で、小沢前幹事長は、アメリカ側から首相に就任するための正式なお墨付きを得たのである。併せて小沢前幹事長が竹下元首相の縁戚関係者であることから、アメリカとの「窓口役」を承認したとも言える。加えて、マイケル・ジョナサン・グリーンは、小沢前幹事長に対して、民主党の左翼勢力と手を切り、自民党の森喜朗元首相、古賀誠元幹事長らのグループとの合流を求めたものと見られる。
◆ちなみに、マイケル・ジョナサン・グリーンは、小沢前幹事長が、北朝鮮の金賢姫元工作員の来日について、直前だったとはいえ、事前報告と了解を求めたことに気をよくしたようである。金賢姫元工作員の来日を直接担当した中井洽・国家公安委員長(拉致問題担当相)は、自由党副代表を務めるなど小沢前幹事長の忠実なる側近中の側近の一人である。
情報を逐一、小沢前幹事長に連絡してきており、マイケル・ジョナサン・グリーンに詳細
を伝えた思われる。こうした事前報告と了解を得ずして、大失敗したのは、小泉純一郎元首相が現職時代、北朝鮮に乗り込むのに当たり、アメリカ側に何の連絡もしなかったことから、手痛い報復を受けた前例があるからである。アメリカ側は、北朝鮮が核開発しているとの情報をマスメディアにリーク、報道させて、冷や水を浴びせて出鼻を挫いた。
◆だから、日本は、外交防衛に止まらずり、何か行動を起こそうとする場合、アメリカ側を無視してはならないことになっているのである。鳩山由紀夫前首相が、EUのアジア版である「東アジア共同体構想」を打ち上げたとき、早速、「アメリカも、東アジア諸国の仲間だ。参加させよ」と申し込んできている。逆に25日から始まった今回の米韓合同軍事演習「不屈の意志」には、アメリカは韓国とともに、海上自衛隊の佐官クラスをオブザーバーとして航空母艦ジョージタウンからの観戦参加させている。日本国憲法上、集団自衛権禁止に反する疑義はあるとはいえ、北朝鮮からの核攻撃などの危険が取りざたされている状況では、日本が傍観している場合ではない。
◆こうした日本海周辺の危機迫るなかで、小沢前幹事長は、「小沢政権樹立」に向けて国民新党の亀井静香代表と新党大地の鈴木宗男代表の二人に自民党に対する多数派工作の全権を委託して、準備を進めている。自民党内部では、野中広務元官房長官の直弟子・古賀誠元幹事長が手引きしている。一方、菅直人首相に対しては、「左翼は、すぐに手のひらを返して裏切る。信用できない」として、いくら面会を求められても「取り合わない」と決めているうえに、仙谷由人官房長官や石民主党内の若手政治家(前原誠司国土交通相、枝野幸男幹事長ら)が、菅首相離れしてきている様子をつかんでいる模様である。若手政治家は、小沢前幹事長の底知れない恐ろしさをつくづく痛感させられているらしい。
●小沢一郎前幹事長は、原子力潜水艦でやってきたマイケル・ジョナサン・グリーンに米国債購入を懇願された
板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
2010年07月24日 23時30分56秒 http://bit.ly/bj7nHM
◆民主党の小沢一郎前幹事長が7月18日夕から夜にかけて会ったアメリカ要人の正体がやっとわかった。やはり、あのアメリカ国家安全保障会議(NSC)のマイケル・ジョナサン・グリーン元日本・朝鮮担当部長だった。神奈川県横須賀市の米海軍基地から原子力潜水艦に乗り組み、八丈島に行き、その他要人ととも、小沢前幹事長を待っていたという。
小沢前幹事長は、何と連合の古賀伸明会長ら幹部数人とともにマイケル・ジョナサン・グリーンと会った模様である。
◆会談で、小沢一郎前幹事長は、原子力潜水艦でやってきたマイケル・ジョナサン・グリーンに米国債購入を懇願されたジョナサン・グリーンの方が、偉そうに小沢前幹事長を脅したかのように受け取られていた。だが、真相はまったく逆のようであったという。小沢前幹事長と古賀会長らを前に、マイケル・ジョナサン・グリーンが「日本郵政の郵便貯金で何とかアメリカの国債を買って、アメリカを助けて欲しい」と懇願したらしい。参院選挙では、菅直人首相に消費税アップを宣言させて、増収分から5兆円から10兆円を上納の形でアメリカ国債を買わせる腹づもりだったのに、民主党が参院選に大敗したため、この目論見は、水泡に帰した。これに困り果てたアメリカ・オバマ政権とピンチに立っているロックフェラー第3世代末子(五男)のディビッド・ロックフェラーのライバルの甥、ジョン・D・ロックフェラー4世から日本の実力者であり、「日本の帝王」と呼ばれている小沢前幹事長に直接泣きついてでも、アメリカ国債を引き受けてもらおうとしたのだという。アメリカは、貿易赤字に加えて財政赤字にそれほど苦しんでいるということである。最後の頼りになるのは、日本のしかも、小沢前幹事長ということでもある。連合は、日本郵政最大規模の社員を擁し、しかも有力な預金集団の一つでもあり、いかにアメリカの要請とはいえ、小沢前幹事長単独では、決断し難く、連合の古賀会長ら幹部も同席させたようである。
◆アメリカが、マイケル・ジョナサン・グリーンらを派遣して、小沢前幹事長に懇願せざるを得なくなったのには、面白い事情がある。国民新党の亀井静香代表が、先日、アメリカに赴き、ワシントンハウスで、大暴れしたのだという。亀井代表は、要人たちを前にこうタンカを切った。「日本郵政が持っている財産は、郵貯から土地を含めた資産まですべて、日本国民の財産である。勝手なことをするな。アメリカは小泉純一郎や森喜朗、西川善文らを使ってゴールドマンサックスに運用させようとているようだが、そんなことはさせない」。亀井代表は、わめき散らしたという。これが表沙汰になり、マスコミの耳に入ったら大騒ぎになり、オバマ政権は、大恥をかくことになるところであった。アメリカは、中川昭一元財務相を死に追いやり、えげつない有様を世界に見せ付けてきたのは、知る人ぞ知るところであるが、元警察官僚の用亀井代表が、大暴れした後、何をしでかすかわからない。落ち目の勘太郎のアメリカは、世界の笑いものになるのは、目に見えている。そこでマイケル・ジョナサン・グリーンらは、恥をしのんで小沢前幹事長らに懇願にやってきたのである。
◆アメリカは、小沢前幹事長が、「日米同盟は、第七艦隊だけでいい」と発言したので頭にきて、東京地検特捜部という不浄役人を使い、失脚させようとし、東京地検特捜部は、小沢前幹事長ら民主党が、検察庁保有の資産や利権にメスを入れようとしたことを警戒して、小沢前幹事長が購入している沖縄県普天間飛行場や辺野古、徳之島の不動産などについて、不正を暴こうした。そのために、本体に切り込む手法として、まず小さな事件を立件しようと試みた。いわゆる「引きネタ」と言われている微罪である。つまりは、検察のもしてたらダーティな利権を守る目的での国家権力の悪用であり、これが検察審査会にまで波及しているのであるから、権力の乱用は、恐ろしい。結局、狙いを定めていた本体からは、泰山鳴動して鼠一匹も出ず、小沢前幹事長を最大の悪と決め付けて、東京地検特捜部の尻馬に乗った野次馬集団こと、マスメディアは、ことごとく大恥をかいてしまったのである。
菅直人首相は、小沢前一郎前幹事長との会談を諦め、ついに「もはやこれまで」と覚悟を決めたようである。小沢前幹事長と菅首相とは、所詮、政治家としての格が違うのである。横綱と褌担ぎの差がある。