●民主・小沢氏「党内政局をやっている場合ではない」
(日経新聞2010/6/17 18:36) http://bit.ly/cuiS3y
民主党の小沢一郎前幹事長は17日、都内のホテルで開いた自身の政治資金パーティーであいさつし、菅直人首相が党代表選に出馬表明した際に「(小沢氏は)しばらく静かにしていただいた方がいい」と発言したことに触れて「静かにしていろと言われたから静かにしている。一兵卒として(参院選は)静かに応援したい」と語った。出席者が明らかにした。
小沢氏は幹事長を辞任するまで参院選の候補者擁立作業に深くかかわった。今後も応援のため、全国各地を行脚する意向を周囲に示している。パーティーではこのほか「野党時代のように党内政局をやっている場合ではない」と発言。「マスコミがたたく人間がいなくなって党の支持率は上がった」と述べ、笑いを誘っていたという。
●小沢氏が自虐ネタ連発 「静かにしていろと言うから静かにしてる」
(産経ニュース 2010.6.17 18:02) http://bit.ly/cnLgT4
民主党の小沢一郎前幹事長は17日、都内のホテルで政治資金パーティーを開き、「(菅直人首相から)静かにしていろと言われたから静かにしている。一兵卒でがんばりたい」「マスコミも叩く人間がいなくなって、民主党の支持率も上がった」などと、自身の幹事長辞任を“ネタ”にあいさつし、会場を大いに沸かせた。
出席者によると、登壇した小沢氏は上機嫌で、参院選については「田舎の山やさびれた港町で静かに応援する」と、冗談交じりに語る場面もあったという。
菅新内閣や政局への直接の言及はなかったが、「政権を任された以上、民主党はその責任から逃れることはできない。野党時代のような『党内政局』はしてはいけない」とも述べ、党の一致結束を説いた。
小沢氏は平均年4回のペースで政治資金パーティーを開催している。この日も約300人の支持者が集まり、小沢氏は握手や記念撮影に応じていた。
●「党内政局やってる場合でない」=小沢氏、一兵卒で結束強調
(時事通信 2010/06/17-15:52) http://bit.ly/cL7Whg
民主党の小沢一郎前幹事長は17日、都内で自身の政治資金パーティーを開いた。出席者によると、小沢氏はあいさつで「政権与党だから責任を持ってやらないといけない。野党時代のように党内政局をやっている場合ではない」と述べ、参院選に向け党内結束の必要性を強調した。
自らの近況について小沢氏は「静かにしていろと言われたから静かにしている。一兵卒で頑張る」と表明。参院選の対応について「田舎の山やさびれた港町でも静かに応援したい」と語った。
また、「マスコミもたたく人間がいなくなって、民主党の支持率が上がった」と自身の幹事長辞任による党の支持回復を自嘲(じちょう)気味に語り、会場からは笑いが出たという。
●辞任で「浮動票も戻りつつある」…小沢氏強調
(読売新聞 2010年6月17日18時52分) http://bit.ly/bnpiU9
民主党の小沢一郎前幹事長は17日、東京都内のホテルで自らの政治資金パーティーを開いた。
報道機関には非公開としたが、出席者によると、小沢氏はあいさつで「私も一兵卒になった。(菅首相から)『静かにしておれ』と言われているので、参院選では、私流に、山の奥やひなびた海岸、あるいは大都会の裏町をまわり、支持をいただきたい」と述べ、当面裏方に徹する考えを強調したという。
幹事長を辞任した理由については、「局面を変えるには仕方がないと思った。その結果、浮動票も私どもの党の支持に戻りつつある」と強調した。
●静かにしててと言われ、小沢氏「山奥や裏町回りたい」
(asahi.com 2010年6月17日19時41分) http://bit.ly/bdD7Dg
民主党の小沢一郎前幹事長は17日、東京都内で後援者の会合に出席し、「表面の顔は変わっても日本が直面する問題の深刻さは変わらない。真剣に政治に取り組んでもらわなくちゃいけない」と菅直人首相に注文を付けた。
会合は非公開。出席者によると、小沢氏は、菅執行部が「脱小沢」路線を強調していることを念頭に「党内政局の議論が多いのが民主党の欠点。低次元のレベルの議論では、政権の任を全うできない」とクギを刺した。一方で、「(菅首相から)『静かにしておれ』と言われた。山奥やひなびた海岸、大都会の裏町を回りたい」と語り、出席者の笑いを誘ったという。