6月26日 日曜日

運命の日


初めての採卵でしたが、自分の採卵より、気になるのはジローちゃんのこと。
本人は余裕そうだけど…

私もジローちゃんのような楽観的な性格になりたーい。と常々思っています。
心配性すぎて、人生の半分は損しているあーすけ。

この日も、いやこの日まで、色んな事を考えて考えて自分を追い込んできましたショボーン
あまりにいっぱいいっぱいになって、大号泣した日もありましたえーんえーん

でも今日で開放されるような気がして、待ちに待った当日。

午前11時位にあーすけは採卵前のリラックスルームで待機しました!
私の卵が取れてからジローちゃんのオペが始まります。

緊張の中、いよいよ採卵室へ。
無麻酔での採卵です。

いやー、痛い‼︎
ビックリガーン
チクーーーと卵巣に刺さり、
ズーーーーンという痛みで卵が吸い取られます。
それを続けること数回。
先生「次右でーす。」

?!!!!!!
うそーん!まだ半分?!
もう無理‼︎‼︎

容赦なく反対側の卵も取り出されました。


予想だにしない痛みに朦朧としながらベッドに戻りました。
横になったまま動けません。。
少しして、看護師さんが採卵数を書いた紙を持ってきました。
そこには4個とビックリマーク
多いのか少ないのか、よく分からないけど無事取れてよかったー。

と思っていると、カーテンの向こう側でオペ室へ向かうジローちゃんの声が聞こえました。
いよいよだー、頑張れジロー❗️
心の中で叫んだけれど、実際それどころではない自分自身。。

また看護師さんがやってきて、
「時間になったので、トイレでガーゼを二枚抜いて下さい」との指示。

フラフラでトイレへ行き、頭が少しだけ出たガーゼを引っ張りました。
…が…抜けませんけど。。?
さらにギシギシして感覚が嫌すぎる。
二本のガーゼを交互に引っ張り、ようやく少しずつ出てきました!


痛みとガーゼ抜きの感覚の気持ち悪さで、トイレで貧血を起こしました。
何とかガーゼだけ抜いてナースステーションにたどり着き、助けを求めました。

ベッドに横にさせられ、しばし休むことに。


さすがに回復した頃、私この後どーすれば?と思いナースステーションへ。
看護師さんから
「あーすけさん、旦那さんも無事に終わりましたよ!針だけで取れました✨顔見に行きますか?」

えーーー笑い泣き笑い泣き笑い泣き
「本当ですかー?!行きます行きます」

ジローちゃんのベッドへ♫

ベッドに寝ていたジローちゃんですが、私を見て、
「おー!」
といつもの笑顔で手を上げて笑っていました。
「よかったね!!」
涙が込み上げてきました。
本当に良かった😭
針で見つかったなんて、嬉しすぎる。
何よりジローちゃんが元気で良かったー!
お腹の痛みもすっかり忘れていました。

そして、やっとスタートラインに立てたような気がしました!


その後、培養士からの説明で、成熟卵が2つと未成熟卵が2つだったとのこと。
精子は、顕微授精をするには十分な量の採取できたとの説明を受けました。
これらを顕微授精させて、移植を待つことに。

さらにその後の先生の診察では
「奥さんが卵4個取れましたし…旦那さんも切らずに済んで良かったですねー。切るとかなり痛いみたいです」
本当ーに良かったです、先生😭
ありがとうございます。
そして、移植の方法を話し、1つは新鮮胚移植し、残りは胚盤胞まで育てて凍結することに決まりました!

明日は授精確認です。
右も左も分からないまま、まるでベルトコンベアーに乗せられたような私たち。
治療のスピードの早さに驚きながらも、希望に満ちて帰路へと着く二人なのでした照れ


しかし、翌日思いもよらない事態が待ち受けているのです。。