10年ひと昔・・である。当時は父親も健在で、アサワ公認で中国の大連まで足跡を辿る旅に出たのであった。また太陽光発電は3年目、エコウィルも1年目くらいと始めたばかりであった。そのエコウィルは今は満身創痍の息絶え絶えであるが・・(苦笑)
この10年、中国はGDPで我が国を追い抜き、防衛(軍事)費も10数兆円?フィリピンの国家予算を完全に上回り、我が国の3倍以上に達するまでになった。まああれだけの国土と国境線があれば、そうなっても全く不思議ではないが、この10年で整備された高速道路や鉄道も、その大半はBO・何とか(笑)という民間資本が参加して資金を出し、運営して収益を上げるという形であり、その背景には国家の積極的な財政支出があった。つまりは国は仕組み作りに徹して、そこに目敏い民間セクターを巻き込んだ姿がある。
中国ももう、立派な資本主義国の一員である。
結局のところ、その支配体制が民意に基づいたものであるのか?そうではないのか?その違いだけになってきたようだ。だが米国や我が国を見ても、ホントウにそうなのか、これも何だか怪しいのである。報道の自由や言論の自由も、これもまた程度の違いであって、目くそ鼻くその違いになりはしないかと心配である。東西冷戦体制が崩壊して生じたグローバリズムとは、私(我々)が標榜する「一人ひとりの国際化」とは似て非なるものである。ただ、これは当事者以外には理解は困難かも知れないが・・。ただこの当事者の波は、これから世代を経るごとに、その勢いや波及は不可逆的に広がっていくのだろう。
北朝鮮も、米朝会談が夏にもスイスで行われるようである。北朝鮮の指導者は代々、飛行機が嫌いである。ソビエトへ亡命を図った林彪は国境近くで撃墜された。だから、例によってお召し列車でシベリア経由で出かけるのだろうか?
政権トップは軍事的に排除可能であっても、後の復興統治は難航を極める。適切な例えとは言い難いかも知れないが、太平洋戦争終戦後のGHQ統治においても、天皇を排除した場合、新たに100万人もの兵士の増派が必要だと、マッカーサーは大統領に進言した。フィリピンから追い落とされ恨みに燃えていた彼だが、現場を知って自身を変える柔軟性も兼ね備えたリーダーであった。ただ100万の援軍を得てもなお、我が国を直接統治できたかどうかは、今の中東やアフガンを見れば怪しい限りだ。
北朝鮮政権は決して良き政権とは思えない。しかし最近の動画等を見れば他のアジア諸国同様、それなりに国民の様子は変化している。まあ映った限りではだけど。ここは対立から軍事的手段での拉致被害者の救出より、協調・合意の下での解放の方が現実的に見えてきた。また南北当事者の立場になれば、対立から生まれる不可避的な戦乱・・という事態は決して望まないであろう。そう考えれば彼らが共に協議を持つのは自然の流れである。
老後資金を稼ぐために「ひなた発電所」を購入する人が増えていることを
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