山崎賢人さん主演の「舞台・里美八犬伝」を4月20日と24日(東京楽)の2公演
観劇してきました。
今さら説明するようなことではありませんが
この舞台の原作は滝沢馬琴が書いた大長編読本「南総里見八犬伝」です。
舞台は深作健司さんのオリジナルの物語です。
私ぐらいの年齢ですと「里見八犬伝」と言えば
辻村寿三郎さんの人形を贅沢に使ったNHKの「里見八犬伝」がまず一番に頭に
浮かぶのですが
馬場さんも再放送のNHKの人形劇を観ていて、子どものころ
ビー玉にマジックで文字を書いて八犬伝ゴッコをして遊んでいたといってました(
なんて可愛いのでしょうね
八犬伝は演劇の題材としてよく使われるので毎年、どこかの劇団や映画・漫画
などでやってる演目のイメージがあります。
この「舞台・里見八犬伝」は
初演はAAAの西島隆弘さんが主演の犬塚信役で
再演は山崎賢人さんが主演
そして2年ぶり再再演の主演は前回と同じ山崎賢人さんでした。
2年前の再演の時は八犬士の一人が大好きな馬場良馬さんが犬山道節を
演じておりましたし、馬場道節のビジュアルが神がかった美しさだったので
当時狂ったように舞台を観に行き、うわごとのように「馬場道節かっこいい」
「かっこいい」とブログにて叫んでおりましたが
今回は馬場さんが出演されていないので、冷静に舞台を観ることができました
冷静に見ると(前の時はみないふり笑)つっこみどころが多いですし
あの終わり方はいまいちこう~スッキリはしないのですけども
日テレさんが後ろ盾についてるからかロビーも華やかで豪華ですし
今や見ない日がないぐらい売れっ子になった山崎賢人君の成長もみたいし
大劇場でやる迫力と豪華なセットや使われてる音楽などがとても好きなので
なんだかんだで、やっぱり好きな舞台の一つです
とても長くなる予感がしますので、このあたりで
日時や会場やキャストなどを書いておきます。
感想・レポは下の方になります。
馬場さんは出演しておりませんが同役の犬山道節中心にみておりますので
全体の舞台がどうとかじゃなく道節よりのレポとなります。
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里見八犬伝
【脚本】鈴木哲也
【演出】深作健太
【企画・製作】日本テレビ
【日程&会場】
2017年4月15日(土)・16日(日)千葉県 千葉県南総文化ホール
2017年4月18日(火)~24日(月) 東京都 文京シビックホール
2017年4月28日(金)~30日(日) 大阪府 梅田芸術劇場 メインホール
2017年5月3日(水・祝) 香川県 レクザムホール
2017年5月5日(金・祝) 高知県 高知県立県民文化ホール
2017年5月7日(日) 長崎県 長崎ブリックホール
2017年5月10日(水) 福岡県 福岡サンパレス
2017年5月13日(土) 石川県 本多の森ホール
2017年5月16日(火) 広島県 広島文化学園HBGホール
2017年5月19日(金)~21日(日) 愛知県 刈谷市総合文化センター
2017年5月24日(水) 青森県 リンクステーションホール青森
2017年5月27日(土) 宮城県 東京エレクトロンホール宮城
2017年5月30日(火)・31日(水) 東京都 新宿文化センター 大ホール
地方公演も多くなったし公演日数もはんぱないですね
体調管理が大変そうですね
これだもの、ストレス解消に玉ちゃんが海外にいきたくなるわ~
【キャスト&配役】
犬塚信乃 「孝」・・・・・・・・・・・・・山崎賢人
犬山道節 「忠」 ・・・・・・・・・・・・ 青木玄徳
犬川荘助 「義」・・・・・・・・・・・・・玉城裕規
犬田小文吾「悌」・・・・・・・・・・・・和田雅成
犬飼現八 「信」・・・・・・・・・・・・・荒井敦史
犬田小文吾「悌」・・・・・・・・・・・・和田雅成
犬坂毛野 「智」 ・・・・・・・・・・・・ 松島庄汰
犬江親兵衛 仁」・・・・・・・・・・・・・ 西銘駿
犬村大角 「礼」・・・・・・・・・・・・・・丸山敦史
浜路 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 青野楓
網乾左母二郎・・・・・・・・・・・・・・・・ 栗山航
ゝ大法師・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・松田賢二
玉梓&伏姫・・・・・・・・・・・・・・・・・・比嘉愛未
里見義実・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・俊藤光利
房八(小文吾の弟)・・・・・・・・・・・・ 八百谷直斗
ぬい(小文吾の妹)・・・・・・・・・・・・ 川島鈴遥
悪四郎(玉梓家臣)・・・・・・・・・・・・・横山一敏
因みに・・初演→再演→再再演のキャストの変動も書いておきます。
犬塚信乃 「孝」・・・・・・・・・・・・・・・西島隆弘→山崎賢人→続投
犬川荘助 「義」・・・・・・・・・・・・・・・渡部 秀→村井良大→玉城裕規
犬飼現八 「信」・・・・・・・・・・・・・・・荒木宏文→石垣佑磨→荒井敦史
犬田小文吾「悌」・・・・・・・・・・・・・・村井良大→荒井敦史→和田雅成
犬坂毛野 「智」・・・・・・・・・・・・・・・・矢崎 広→玉城裕規→松島庄汰
犬村大角 「礼」・・・・・・・・・・・・・・・・市瀬秀和→丸山敦史→続投
犬江親兵衛 仁」・・・・・・・・・・・・・・・早乙女友貴→高杉真宙→ 西銘駿
犬山道節 「忠」・・・・・・・・・・・・・・・・加藤和樹→馬場良馬→青木玄徳
浜路 ・・・・・・・・・・・・・・・・森田彩華→江田結香→青野楓
網乾左母二郎 ・・・・・・・・・・・・・・小澤雄太→猪塚健太 →栗山航
ゝ大法師 ・・・・・・・・・・・・・・・・・山口馬木也→松田賢二 →続投
玉梓伏姫 ・・・・・・・・・・・・・・・・・香寿たつき→白石美帆 →比嘉愛未
里見義実 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・真島公平→俊藤光利 →続投
房八 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・高杉真宙→長江崚行 →八百谷直斗
ぬい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・金子舞優名→野口真緒 →川島鈴遥
悪四郎 ・・・・・・・・・・・・・・・・・横山一敏→続投 →続投
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あらすじを書こうとも想いましたが、めんどくさいのでそこは公式さんとか
で探ってみてください
でもまぁ・・超簡単に書いてしまうと
里見の里を覆ってる災い瘴気のもと
悪の権化の玉梓をやっつけるために不思議な文字の浮かぶ玉をもつ八犬士が
集まって悪霊化しか玉梓と戦う。という物語です(ものすごく簡単にいうとね)
※でも玉梓は悪人じゃなく一番の悪は里見義実なのでね・・・・
そこがね悲しいのですよo(;△;)o
八犬伝の再演が発表されのが昨年の11月末あたりでした。
その時、是非とも馬場良馬さんの続投を!!を期待していたのですが
同時期に30デラックスさんの舞台に出るようなことを馬場さん本人が
匂わせる言動をされていたので、
無理なんだろうなぁ・・・と思いつつ期待しましたがやはり出演しませんでした
あの時はね~~結構へこみましたよ~~~~。。
だってね~馬場さんの道節はこの世のものとは思えないほど美しくて美しくて
かっこよいなんてもんじゃなくて長髪のカツラも素敵だし殺陣もかっこよくて・・・さ
それに
2017年度版の八犬伝のキャスト表みたら道節の名前の番手が上がってるし・・・
ここにまたまたダメージが・・・ああ・・・馬場道節みたかったなと・・
しかも!!
玉ちゃんが毛野からびっくりの犬川荘助になってるし
荒井君も小文吾から源八になってるし
うわ~~~~~~~~~~~すげ~などうなるの??
だったのです。
※
上記にも書いてますが深作さん演出の「舞台・八犬伝」は初演ですと
房八(子文吾の弟)役だった高杉真宙君が再演では犬江親兵衛になったり
小文吾役だった村井良太君が犬川荘助になったりしてます。
再再演にあたり馬場さんが演じていた犬山道節の番手が上がってるし
東京暇人を観てたら玉ちゃんが「台本が少し変化してる」と言ってたので
どんな感じに変化してるのかな~~~と楽しみにしていきました。
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シビックホールへ
初めてシビックホールに行ったのですけど、
東京メトロ丸ノ内線・南北線 後楽園駅から直結の直結で超便利ですね~
マイ初日の時は早く行ったのでシビックホール25階の展望台で景色を眺めてきました
そして会場に向かったのですけど綺麗で広い!!!!!!!!!!!
キャパ1802人。帝劇1892人ですが、シビックホールの方が空間面積が大きく
天井が高いのでとてもつもなく広く感じました。
でも高さがあるので多分、2階・3階席からだとものすごく小さくみえてしまいそうですね
そうえいば
舞台本番前の場内アナウンスが2年前の時は網乾左母二郎役を演じた猪塚健太さんが
されてたのですが(超美声で立ち姿も殺陣も品があって綺麗でもう一度みたかったです)
今回はありませんでした~~。
ちょと残念だったな楽しみにしてたので
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順を追って説明していくのはめんどくさいし(再再演ですし)
前回と違ってたような?とこだけ書いていき、そのあとキャスト感想を書こうと
思います。
舞台本番
キーンという音がしたに幻想的な音楽が流れたのち
子ども2人が登場して木を植えます。
のどかなシーンは数分で終わり、いきなり南総大崩れが起き地面が割れ
崩れるという場面になっていよいよ舞台・里美八犬伝のはじまりとなります。
2年前のことなので、以前と比べ何が違うのかははっきりとは覚えておりませんが
一番最初に道節がでてくる場面は以前は岩山のほこらのあたり・後部
にいた筈なのに今回は前にいました~~。
前に比べて犬山道節の立ち位置が前に来ているので
「道節」の存在が最初からかなり目立つのだけは間違いないです。
浜路が信乃に斬られた後に
浜路の女の無念
「女として生まれながら女の喜びを何一つ手にいれないまま死んで行く
そんなおまえの無念の想いの塊を預ければまた生き返ることができるんだ・・・」
と玉梓にそそのかされて浜路が生き返るのですけども
以前の浜路役の江田結香さんは新体操選手ならではのブリッジで
ぐにゃん!!!て感じに起き上がるのですけど、今回の方は普通に起き上がります。
全ての動きがグニャンと凄い柔軟な動きの浜路を観すぎてたので今回は普通に見えました。
でも今回の浜路役の青野楓さんもとんでもなく体がやわらかい方なので
演出方をかえたのでしょうね。
この後に道節と父親のゝ大法師(まだ名乗ってませんけどね)の対決があるのですけど
あの独特な一子相伝の刀術はポージンズがとてもかっこいのですが
とても現実的ではありません( ´艸`)
そうそう、道節の長刀から出る火が大きくなったので(照明と火薬と音)
道節は火遁の術を使えるという様子がよくわかるようになりました。
他にもあったと思うのですが一番違うのは
小文吾の村での源八です。
以前の源八は子文吾の村でやっかいになってるお礼として
薪割りしたり小文吾の弟の房八に剣術の指南をしたりしてたのですけども
この場面は薪割のとこは削除されてました。
闘う闘う斬る斬るが続くことが多い「里美八犬伝」の中で小文吾の村で
源八が房八やぬいと戯れてるシーンは
ほのぼのとしてて私は好きだったんですけどね~(嫌いな人もいたようですけどね)
石垣佑磨さんが源八だったのですが
筋肉自慢なので薪割場面の時、上半身裸でね~~(
毎回、おっぱいが揺れて、それ見るのも楽しかったのよ~~~(笑)
薪割の時は薪が綺麗に割れなくて
ポーン!!って予想もつかないほうに飛んでいってしまった時もあったし(笑)
剣術のシーンの時は剣術なのに口に花を加えてフラメンコみたいに
「オーレ!!」とか遊び心漫才で楽しんでたし(日によって違ってました)
源八の頭に黄色い花を挿すぬいも、その日に1本だったり花冠みたいに
たくさん挿してみたりね(笑)
東京楽の日には何故か黒子さんが出てきて
歌舞伎の時によくやる「ツケ打ち」が始まって石垣佑磨源が
セットの上で大見得きったり
とキャリアのある役者さんなのか余裕あつ演技と殺陣をされてて
遊び心のシーンがあったのですけどそこはカットされて
小文吾の村のシーンはとてもまじめな感じでそのまま進行していきました。
思ってた以上に長くなりそうなので
ここで一回終わって追記にするか②かにします。
展望台からの景色