舞台「神様はじめました THE MUSICAL♪」を観てきました。
原作は「花とゆめ」で連載中の漫画だそうで
舞台版は単行本1巻・2巻の巴衛が奈々生の神使になるまでを描くいた作品でした。
私は原作も知らず、かといって予習も一切せず
正直なとこ物語にもキャストの演技力にも期待せず
なんとなく~といった気持ちで観に行ったのですが
期待してなかったからなのか、思いのほか楽しい舞台でした音譜
とはいえ舞台「神様はじめました THE MUSICAL♪」と銘打ってるのに
生オーケストラをバックに歌も演技も上手な役者さんがオラオララ~~といった
感じの本格的なミュージカルからはほど遠すぎるミュージカルですが
それでも面白かったですよ^^

感想はあらすじの下に書いてます。

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★舞台「神様はじめました THE MUSICAL♪」

【会場】 東京芸術劇場 プレイルーム
【上演時間】120分(休憩無し)
【公演期間】2015年3月21日(土)~29(日)


★あらすじ

父親が家出して、若い身空でホームレスとなってしまった女子高生・桃園奈々生。
困っている奈々生の前に「私の家を譲りましょう」という怪しい男が現れる。
男の正体は、土地神ミカゲ。
奈々生は家(=廃神社)と引き換えに神様の仕事を任されてしまう 
しかも社には、性格最悪で凶暴な妖狐・巴衛が神使として居座っていた。
社の精である鬼切と虎徹に励まされながら社の仕事をこなす奈々生に、
巴衛はいつも悪口ばかり。
ある日奈々生は鬼切から「神使の契約を結べば、巴衛が絶対服従する」という話を聞く。喜びいさんで契約方法をきくと「口づけ」だって…? 
「冗談じゃない! 巴衛とキスするぐらいなら出て行ってやる!!」
 奈々生の明日は果たして!?

これは公式HPのあらすじのコピペで、もう少し付け加えると
日々生活していくうちに奈々生は巴衛に恋心を抱いてしまっている
しかし、巴衛は妖の世界に行ってしまう。
そこで奈々生は巴衛を追って
危険を承知で「妖の妖の世界」に行き鳴神姫の手下の鬼婆と戦ったりする。
しかし
巴衛は鳴神姫との諍いで巴衛は子ども時代の姿にさせられてしまい
(この部分は映像で原画?です)
さすがのこの鳴神姫の横暴な振る舞いには
痺れをきらしたミカゲが登場し(声だけです)
自分が人間の奈々生を選んで神にしたから、この諍いが起こってるくせに
なんでこの子にしたんだろう?
とか言って、巴衛を元に戻す為にも奈々生が神としての資質があるか試す為、
出雲大社にいき自分の代理で神議(かみはかり)に行ってきなさい。
と言い放ち
「私、出雲に行きます」と言い幕がとじる。
こんな感じの舞台でした。
ざっくりしたあらすじですのでわかりにくいと思います。

おそらく、この舞台が好評なら続きを作るのかな?といった
終わりかたの舞台でした。

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★出演

桃園奈々生・・寺島咲
(土地神ミカゲに神社を託されて神様をすることになった女子高生)
          
巴衛   ・・八神蓮
 (土地神になった奈々生に使える神使。元は野狐の妖かし)

鞍馬   ・・南圭介
 (超人気のアイドルで正体は天狗)

瑞希   ・・高崎翔太
(元は水神の神使。白蛇の化身)

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人気漫画らしく物語はしっかりしていて舞台を観終えた後は
この物語の続きが気になるので原作を読んでみたくなりました
でも、今回この舞台をみて一番面白かったのは良い意味で
南君がただただ面白くて面白くて観ていて飽きないという事です(笑)
南君は綺麗にメイクして茶髪の鬘を被っていて超人気アイドルという
設定なのでビジュアルはイケてるという事は間違いないのですが
衣装のシャツとパンツのサイズがあってないようで
シャツはちょっいピチピチ。
シャツのピチピチはセクシー?な演出なのかもしれませんし
脱いだらマッチョな南君だからピチピチは仕方ないのかなぁ?と思いましたが
パンツは絶対にサイズが合ってないうえに、股上深めのデザインのパンツで
お尻はピチピチなのに前は緩い感じでなんかすごくおかしなラインなの(笑)
馬場さんの綺麗な身体のラインに慣れてしまってるから
私の目がおかしいくなってるのかもしれませんけどね・・・・ショック!
それと、南君は首に赤い首輪とパンクバンドの人がするようなトゲトゲの
チョーカーもしているのですが
去年、南君が出演してた暗転セ○○スという舞台での南君の役が
ドMの役でして女王様に渡された首輪を喜んで自分からつけてる役を
していたので、その時のあの顔とか台詞とか
四つん這いの姿とかまで思い出してしまって・
「神様はじめました」の衣装でチョーカー見た時に南君
どう思ったのかしら?などと一瞬考えてしまいました(大笑)
こんなこと想像したのは私だけだと思いますけどね・・・あせる
そして南君は超人気アイドルで学校でも外でもチヤホヤされて
るて設定なのに、メインの2人には凄く適当な扱いをされれるのが
南君に似合ってました(失礼ですけど)
それと
トリプルゾーンでよくみる南君の口癖?の
「オイ~~!!!!」とか
「違う~~~~~!!」
「マジカ~~~!!」とかの
あの口調とかまったりした動きとかキョドッタ時のとんがった口とか
目が泳ぐ感じが舞台でもそのまんま演技されてるのが最高に面白かっですクラッカー
それと
南君は実は鞍馬天狗という設定なので、通常でしたら
身軽で舞台降りする時などは本来なら軽々と飛び降りると思うのですが
口で「バサバサバサ~~」と言い手を広げ翼を広げた風にみせながら
舞台降りする時は丁寧にゆっくりと手をつきながら優雅に舞台降りする姿などは
笑いをとる演出なのだと思うけども
南君の日常の姿のようでそれもなかなかオツでした。
タッパがあるのでアクションなどはとてもカッコ良いのですが
ピチピチのシャツがパンツから出てしまいペンギンのようになってしまうし
アクション後は本気で疲れるようで、自分の番じゃないアクションの時は
「やれやれこの場面は俺休めるよね」といった感じ休んでる
南君の姿がしつこいですがここもまた面白かったです。
歌が下手なのもご愛嬌で(大笑)
こうやって書いているとまるで南君にダメ出ししてるようですが
そうじゃなくて凄く良かったんですよラブラブ

南君のことばかり書いてますが
この舞台で一番の功労者は鬼婆役をされていた平山佳延さんだと思いました
原作も知らず、私が観に行った日にイベントがあるとか2時間休憩無とかも
終演後に知ったぐらい、真っ白な状態なまま観に行った私ですので
「平山佳延」さんも知りませんでしたが
チラシをみたら若い男性で見た目は永山たかしさんのようなルックスの
とても可愛らしい方があの鬼婆役
コミカルで演技が上手くいてアクションもやってることに驚きました
動きはとても機敏ですが鬼婆の時に声が本物のお年寄り??と思うような
作った声で演技をされてるんですよ
いや~~ほんと凄いですよこの方。
私にとってこれから、とっても気になる役者さんです


南君のことばかり書いていて八神王子にまでたどりつけませんでした
また続くことにします。