映画「モンスター・ホテル」の原題「Hotel Transylvania」のTransylvania、わたしは架空の名称だと思っていたんですが、調べると実際の地名であることが分かりました。
そもそも「吸血鬼ドラキュラ」というのは、イギリスの小説家ブラム・ストーカーによる怪奇小説で、15世紀ごろルーマニアに実在したヴラド・ツェペシュ(ヴラド3世)などをモデルにして書かれたとされています。
小説の中では、ドラキュラ伯爵の表向きの姿はルーマニアのトランシルヴァニア地方に住む由緒ある貴族、でも実は…という設定のようで、そういったことからも吸血鬼ドラキュラといえばトランシルヴァニアというのは、わかる人にはわかる内容のようです。
また、小説の中には吸血鬼ハンターとしてエイブラハム・ヴァン・ヘルシング教授も出ていて、このキャラクターは映画「モンスター・ホテル3」でもドラさんはじめモンスターたちを一掃しようとするモンスターハンターとして出てきます。
こちらもドラキュラと対決する相手としてわかる人には当然のこととしてわかることなのかもしれません。(わたしは調べるまで全然知りませんでしたが)
こうした題名ひとつ取っても、調べてみると面白いものですね。
そのうち小説「吸血鬼ドラキュラ」も読みたいと思っています。