折角だから一志さん風に( ´艸`)
もう二年か三年くらい前の話
あれは俺が遅くまで友達の家で遊んでいて 次に日が仕事だと思い出した俺は
外の暗さに 目を慣らすのも そこそこに車を発進させた
暗さと 先ほどホラーゲームをしていたのもあり 俺は気を紛らわせるためにCDをかけ
意気揚々歌いながら 軽快に車を走らせていた
そして ふと 気付くと 前方の車がやたらのろのろ走っているではないか
めんどくさい、、、そう思いながらも 暗いので 追い越しはせず とりあえず一定の距離をたもとうとし
改めて 前にいる車を見て 俺はぎょっとして 歌うのをやめてしまった
後ろの席からか 四人くらいの顔がびっしりとこちらを見ている
ははぁ、、、あれだな いまどき若者ばかり 後ろの座席から俺をからかってるんだな?
嘆かわしい さっさと巻いてしまおう
幸い 後ろからも車が来ていて 俺は都合のいい場所で左折した
それから 何台か車が通り過ぎ 頃のいい時間に再び本線に戻って車を走らせた
それから 何事もなしに家に着いたわけだが
今ふいに考えれば
あの車は四人乗りに見えた というも 顔をぴったりくっつけるなら 少なくとも彼らは咳の後ろの荷物置き場にいたはずだ
四人もそこにはいれるのか 誰かをからかうためにしても ぎゅうぎゅうだ、、、
本当になんだったのだろうか
今思うと ぞっとする
そして今 俺が何故 それを思い出しパソコンにむかっているのか
それは 俺がいま勤めている 工場で 通例が出るなどという 噂がでてるからだ
それも 去年たてたばかりの新工場でだ
ちなみに 噂元はいろいろらしいが もっぱら最近はK先輩 K先輩がトイレに入っていた時 がちゃりと音がし
ぺたぺた 歩く音がしたそうだ K先輩は誰がトイレに入ったなと思ったくらいだったらしい
それから 用をすましたK先輩は扉をあけ外に出ると 靴は自分のものしかなく 誰もトイレには入ってなかったらしい
俺はそこのトイレを滅多に使わないものの 一番近場なトイレなだけの困ったものだ
この噂が 夏だけで終ることを祈るばかり、、、。