解放された自身を握り、溢れ出る先走り汁を荒々しい手つきで全体に纏わせ、


滑りによって上下に扱くスピードを上げ、快楽の高みへとその手を動かし続ける。



「・・・はっ、・・・んん、」


与えられる刺激に堪らず、声が漏れる。


「・・・んん、あっ・・・、ん・・んん・・・」


どくどくと熱いモノが込み上げてくる。


握る手に力を入れ、無我夢中で擦る。


「はっ、はっ・・、ん・・・。」


額に汗を感じ、腕は一連の動きにより感覚が鈍くなってくる。


最後の力を振り絞り、握る力と扱くスピードを上げ、込み上げてくるモノに


全身を委ね、一体となった瞬間、


「・・・うっ 」


白濁の熱が一気に飛び出した。








                     -6-



身動きできないまま立ち尽くしていると、


もっと近寄って見てみたいと思い、


起こしてしまわないようそっと歩みを進めて近寄る。


傍まできて腰を下ろす。



”!!”


気が付かないうちにシン自身が誇張している。


恥ずかしく思い慌てて股間に手をあてがって隠そうとするが、


その触れた摩擦さえも気持ち良く感じてしまい、


「 ・・・うっ 」


おもわず、声が漏れてしまった。


慌てて視線をアスカに戻す。


スヤスヤと寝息をたてていて、今の声では目を覚まさなかったようだ。


           

ほっとしても、自身の熱は冷めることなどなく熱を帯び、


さらにズボンを圧迫し続けている。


そっと手をあててみる。




いつ起きるか分からない相手の目の前で


シンは言い知れないほど、興奮していた。



あてがった手でズボンのボタンを外し、チャックを下げる。


ほんの少しの解放でソレは上へと跳ね上がる。


さらに、腰を浮かせズボンとトランクスに手を掛け、一気に膝まで下げる。


同時につっかえをなくしたソレはさらに勢いよく勃ち上がった。







                         -5-


部屋に入ったシンは、目の前の光景を見て


しばらく身動きがとれなくなってしまった。




郷に入っては郷に従えの精神でベッドは持ち込まず


この家では布団を敷いて睡眠を取っている。


しかし、それが仇となったのかこの家にきてから


アスカの寝ぞうが悪くなってしまっているのだ。



上掛けは寝苦しかったのか、足でけっ飛ばされ布団のわきに


枕は寝転がったときの勢いでか、布団から落ち、その役目をすでに


果たしてはいない。



本人は無意識だろう、


パジャマ代わりに着ているやや長めのTシャツは


普段なら太ももくらいは隠せる長さであるのに、


足を折って寝ているため、太ももはおろか


可愛らしい水玉のパンツまでも見えてしまっている。



大きく開いた胸元からは


下着をつけていないのだろう、


柔らかそうな胸がのぞかせ、呼吸のたび大きく上下する。



普段は怒ってばかりの険しい表情も今は


目を閉じ、薄桃色の唇からかすかに声を漏らし


こちらを向いたまま安らかな顔をしたまま眠っている。






                   -4-


明日なんてこなければイイ・・・。


そう思っても無常にも朝はやってくるのだ。




あまりよく眠れなかったが、シンは重い体を起こし


朝食の準備のため、パジャマから着替えキッチンへと向かう。


この家では炊事は当番制になっている。


とはいっても、悪魔のじゃんけんによって


そのほとんどをシンがやることになってしまっている。


引っ越してきた頃はミサ曰く最高の食事のコンビニのお弁当ばかりだったが、


最近は見よう見まねで簡単なモノくらいは作れるようになっていた。


「そろそろ、アスカ起こしてこよう・・・。」


この日はミサが前日から家に戻っていなかったので、


2人分の食事を用意し終えたシンはアスカの部屋の扉をノックする。




「アスカー、ご飯用意出来たよー」


・・・。


「アスカー、聞こえてるー?」


・・・。




”はぁ、自分から連れ出しの用を作っておいて寝坊って・・・。”


シンはそう思いながら、扉の前でため息をひとつつく。




「アスカー、入るよー」


このままではせっかく用意した朝食を食べそこなってしまうと思い、


扉を開け、部屋に入る。





 

                  -3-


”ついてきなさいよね” って、


アスカがあぁ言ったら絶対行くよなぁ・・・。


参ったな、あの時のこと知ったら


僕のこと 『 変態 変態~!!』 って言いながらボコボコにして、


これから先ずっと軽蔑の眼差しで見られるんだよな・・・。


はぁ・・・、あんなことするんじゃなかった・・・。




・・・。



しかたない、行かないと言っても引きずってでも


連れていかれそうだし、とりあえず今日はもう寝よう。






                   -2-