子どものころ戦地から帰ってきた人の話を聞いたことがある。上官の命令で攻めかかるも、敵陣からヒューヒューとんでくる弾で味方はバタバタたおれる。くぼみにとびこみ体を伏せたままで銃を撃ったそうだ。手足がふきとばさたり、腹部から腸がはみ出たりした死体がごろごろ転がっていたそうだ。目が飛び出たり、焼けただれた死体も見たそうだ。蛆がわいたり、白骨化した死体もあったという。話してくれた人の眉間には、弾がかすった痕があった。
戦後しばらくの間、祭り会場の入り口には、手や足のない兵隊や眼帯をしたり、顔の変形した兵隊などが白装束に軍帽の身なりで、お金を乞うていた。
戦争がどんなものであるかわかっていたから、学校を卒業しても自衛隊に入る子はいなかったし、親もやろうとしなかった。
いま、日本は中国と戦争する準備を着々と進めています。兵士を集めるため、市役所は、高校や大学卒業予定者の個人情報を自衛隊に横流ししています。小学校教科書のQRコードから自衛隊の子ども向け宣伝宣伝番組につながった。そこでは、悪の帝国から国を守る兵士がヒーローです。自衛隊に入ると将来の夢がかなうと宣伝しています。
政府や政治家が勇ましいことばかり言う今だからこそ、戦争とは殺し合い、破壊し合い、奪い合うことだと伝えなければならないと思います。