(注意)
以下は、
「母親大好き!」
「親不孝大嫌い!」
という方がお読みになることは、お勧めいたしません。
ご了承の上、お進みください。
スーパーで雑誌を立ち読み。
「ゆうゆう」という、明らかにヤングが読みふけるものではない雑誌だ
表紙にあった「母ロス」という言葉が気になって手が伸びた。
「母ロスの悲しみ」ってどんなものなの?
と、単純に興味本位で、怖いもの見たさでもあった。
長野智子さんと、朝丘めぐみさんの「母ロス」をメインに、一般読者の投稿を載せてある感じ。
なんというか、想像はできても、理解が及ばない世界だった。
「最愛の母」を亡くすというのは大変なことなのだろうなあ。。。
と思いつつも、この人達は何故ここまで母親を愛することができるのだろうか?
彼女達の姿に眩しさと同時に薄気味悪さを感じてしまった。
病んでるのか? 私。
まあ、仲の良い母娘である人は、母親を憎む娘の気持ちが分からないだろうし、逆に母娘の仲がよろしくない人には、「最愛の母」を持つ娘の気持ちは分からないのだ。
この記事は「母ロスの悲しみを乗り越えて」がテーマなので、当たり前だが、メインの二人のインタビューはもちろん、一般読者の投稿も亡くした「最愛の母」への想いに溢れている。
その中で、一人だけ過干渉な母親が亡くなって「ほっとした」、「解放された」と吐露している人がいた。しかし、周囲に母親を亡くしたことでいたわられたりすると、自分が「母親を亡くして悲しんでいない」ことに罪悪感を抱いている。とのことだ。
分かる気がした。
きっと母親の意に沿うように生きようとして、何だかんだで母親の面倒を看てきた人なのだと思う。
生きている母親を捨てることは出来なかった人なのだと思う。
だから亡くなった母親にまで、心を痛めることはないのだと、私は思う。
毒親テーマの記事や書籍には、「最愛の母」を持つ人の意見など載せたなら、袋叩きものだ。
それを考えると、「母ロスの悲しみを乗り越えて」がテーマの記事にこういう意見を載せるのは懐が深い!……のか?
ちなみに私の母は、バリバリ健在ですよ~
更に怖いものみたさと、興味本位で図書館で予約してみた。
↓
レビューを書いている人が、「最愛の母」を亡くしたと言う人ばかりで凄い。
いろんな意味で読むのが楽しみ