*注意*

  母親に対して、かなり毒を吐いています。

 

  お母さん大好き!

  親不孝、大嫌い!!

 

 という方は、お読みにならないでください。

 そして、お母さんと末永く仲良く暮らしてください。

 

 

 

 

 

「あんたの家に行って、気分転換したい」

「あんたの家の風呂に入りたい」

「どこにも出かけられなくて、ストレスで具合が悪くなる」

「家のお風呂に入ったら、(ヒートショックとかで)死んじゃう」

「お母さん死んじゃったら、後悔するよね」

 

と、言われて心の中で100%の確信を持ってしまった。

ー― うん。後悔しないわ。

 

なので、つい同意の言葉(嘘)がすぐ出てこなかった。

母としては即座に「後悔する」と言うに違いないと思っていたのだろう。

なんか、微妙な空気になった。

 

母を嫌っている、憎んでいることを、私は母に伝えていない。

それは母に対する憐憫というより、そんなことを言ったら今より母がメンドクサイことになるからだ。

 

母を我が家に招かない理由を、昨日は母に詰問された。

「隠さないで。秘密はなしだよ。言った方が楽になるよ」

そう言ってくるが、たぶん言ったら、困るのは母だ。

母を困らせたくない訳ではない。

困ってくれて大いにけっこうなのだが、困った母は、私を更にモノ凄く困らせることになる。

 

母を家に入れない理由は以下のとおり。

 

私は母が嫌いだ。

そして、私は家を「外界から自分を守ってくれる場所」、「安心できる場所」と思っている。

そこに、私の心身の健康を脅かす存在No.1という存在である母を入れることを許容できるはずがない。

聖域に邪悪なものを入れないのと同じことだ。

私の聖域は、もろい。決して結界で守られてはいない。

悪魔を退けるような、力を持った聖域ではない。

心のよりどころという意味での聖域。それは、簡単に外敵の侵入を許してしまう。そんなものだ。

だから、物質的なもの(家)によりどころを求めるのは、本来は間違っているのかもしれない。

心を強くもっていれば、家などというものに頼ることなく、自分を守ることができる。

しかし、私の心は軟弱で、脆弱性が高く、常に脅威にさらされている。

そういう自覚はあるし、「心を鍛えろ」「自分を変えろ」というマッスルな励ましというか、脅迫ともいえるアドバイス、責めたてるようなことを言ってくる人もいるだろう。

それらに対して、私は「そんなことできないもん」と開き直るしかできない。ごめんね。

 

とにかく、そんなことを母に言ったらどうなるか?

言ってどうなるというのか?

 

私は母を憎むと同時に、恐れている。

 

母に落胆されたくない。とか。

母に認められたい。とか。

母に申し訳ない。とかいう呪いからは、私としては既に脱却しているつもりだ。

 

母は、私を困らせるということにおいては、天才と言っても過言ではない。

兎に角、本当に、メンドクサイことになることは必至なのだ。

まず、ストーカーのように付きまとい、時と場所、回数かまわず私と話をしようとする。

さんざんな言葉の暴力で、私を追い詰め、貶め、人格を全否定しようとするだろう。

それは、もはやどうでもいいということにしておこう。

子供の頃から、母には「ダメ人間」、「人でなし」と、人格否定をさんざんされてきたのだ。

問題は、母が「自分がかわいそうな人間」アピールをしてくることだ。

そして中途半端な体調不良を自家生成することだ。

思い悩んで死に至るぐらいの病になれば、病院に送り込めばいいことだが、

疑似(悪意をもってこう言っています。自分のことを棚上げしてる?、そのとおりですよ)不眠(寝ているが、寝てない気分をつくる)、疑似食細り(米は食べないが、お菓子は食べる)、(食べ過ぎで)腹を下す、(お菓子ばかり食べて、バランスの悪い食生活を送り)便秘する、総合して体調が悪いとかいった入院には至らないものだ。

(こういった症状については、ウツを知るものとしては、思いをよせねばならぬところであるとは思う。本人にとっては、ものすごく辛いことだ。死にたくなるようなものだと言っても過言ではない。そんで、自分のことを棚上げしてる感もあります。そういったことを踏まえてなお、母に対しては、私の心が鬼になるといった状況だと御了承ください。ご理解までは、望みません。)

そして、愚痴っぽく、哀れっぽい、呪いの言葉を吐き出し続ける。

 

この面倒をみなければならないのは誰だ?

その言葉を浴びせかけられ続けるのは誰だ?

 

やっぱり私だと思う。

 

こう、思うところがまだ私の甘いところであると、考えもする。

故に、それらをすべて放っておくくらいのことができる自信がなければ、母を完全に捨てる覚悟ができなければ、「母を家に入れない理由」を母に伝えることはできない。

 

母を完全に捨てきることができない私。

私も、まだまだ修行がたりない、まだまだ覚悟がたりない、まだまだ未熟者だ。