OH!五十肩はメンタルにも非常に悪いデース。
しかし、五十肩は何やら、こう笑いすら呼び起こす傷病名だ。
なぜなら、「老化」によって起きることだからだ。
世の多くが「若さ」をスバらしいものと信じている。故に老いることは、良くないこと、恥ずべきこと。
中年、老人、オジサン、オバサン……害のない言葉のようだが、悪意に似た侮蔑が含まれている。と、思われる。
ワカモノ以外の年代を表す言葉は、大概がそうだ。
そんなに若いことが、偉いのか?
若いことが、正しいのか?
しかし、生きるものは老いるものである。
今、若さを謳歌している人々も、命が続く限り、老いへ向かっている。
「老い」に抗い、若さを保つことを誇りとしている人々も、老いているからこそ、努力をしているのだ。
老いを静かに、或いは積極的に受け入れようとする人々もいる。それも、美しい生き方だろう。
しかし、とにかく、老いは痛い、苦しい、疲れるの連続でできている。
80歳となった母から見れば、私はまだ若いのだろうが、私は私なりの老いを感じ、まさに今、やられている。
やはり「若さ」は素晴らしい。
体が若いというだけで、スバらしい。
健康であれば、若ければなんとかなる。
そうやって「若さ」を羨みながら、生きてゆきたい訳ではないが、五十肩の今、老化が憎い、若さが欲しい。
まあ、無理だけどね。